セベからの刺激 パリでの勝利を狙うオラサバル
2013年 セベトロフィー by GOLF+
期間:10/03〜10/06 場所:未定
セベトロフィーへの初参加を楽しむカーンとオルセン
サイモン・カーンとトービヨン・オルセンは共に、今週のセベトロフィーへの初出場を喜んでいるが、彼らはそれぞれ日曜の(最終日の)夜の異なるエンディングを思い描いている。
カーンはサン・ノム・ラ・ブレテシェ・ゴルフクラブにおいて、英国・アイルランド選抜チームを代表してプレーするイングランド人5選手のうちの一人として、今大会、6連続勝利を挙げている誇り高い記録を伸ばすべく、サム・トーランスの手助けができることを望んでいる。
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一方、オルセンはデンマークの同胞のトーマス・ビヨーンと共に、ヨーロッパ大陸選抜の一員として、英国・アイルランド選抜の連勝記録を止め、第一回大会が行われた2000年以来となるトロフィの奪還を目指す。
パリでこの大会のデビューを果たすのは、カーンとオルセンを入れて7名。英国・アイルランド選抜からはトミー・フリートウッド、ステファン・ギャラハー、デビッド・リンが初出場を果たす一方、フランスのグレゴリー・ボーディ、オランダのジュースト・ルイテンがヨーロッパ大陸選抜チームとしての初出場を果たす。
今季、WGCアクセンチュアマッチプレーに初出場したオルセンは、ホセ・マリア・オラサバル率いるチームの一員として、マッチプレーを戦えることに、逸る気持ちが抑えられないようだ。
「ヨーロッパを代表するのは良いものです。非常に誇りに感じていますし、英国・アイルランド選抜に勝利したいですね」とオルセン。「ずっとサッカーをやっていたのでチームスポーツは好きです。僕のプレースタイルにも思考回路にも合っていると思うし、本当に楽しみです」と続けた。
「セベは史上最高の選手の一人です。ですから、このような大会に参加できる事を誇りに思っています。トーマスとセベトロフィーについて話しをしていましたので、少なくとも彼と1ゲームは勝ちたいですね」
2010年のBMW PGA選手権で優勝した41歳のカーンは、非常に経験豊富な選手だが、これまでセベトロフィーの出場経験はない。
「僕の調子は偶数の年に上がるんだけど、セベトロフィーがあるのは奇数の年だからね」とカーン。彼と同胞で英国・アイルランド選抜チームメンバーのマーク・ワレンは、今年のBMW PGA選手権でプレーオフの末、マッテオ・マナッセロに敗れている。「これまで、どうにかこの大会に出場しようとプレーしてきたけれど、結果は出なかった。それだけに、今大会では全てを捧げられることに喜びを感じているんだ」とカーンは加えた。
「ヨーロッパ大陸選抜の方が経験において勝っているかもしれないけれど、こっちも強いチームだし、イキのいい奴らが揃っているよ。だから上手く行くんじゃないかな」
木曜のフォアボールの組み合わせは、水曜の午後3時から行われる開会式で発表される。