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復調を喜ぶウィルソン

かつてライダーカップに出場したオリバー・ウィルソンは、2006年から2009年にかけて9度の準優勝を果たした後、ヨーロピアンツアーのシード権を失っているが、アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権で再びシード権を取り戻すチャンスをつかんだ。

賞金総額500万ドル(5億円相当)の今大会で使用される3つのコースの1つ、キングスバーンズGLで第1ラウンドをプレーしたウィルソンは、「64」の8アンダーでラウンドし、トム・ルイスリチャード・マケボイ(ともにイングランド)、フランスのアレクサンドル・カレカ、チリのマーク・タッロらと首位で並んだ。

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現在世界ランク489位のウィルソンが、レース・トゥ・ドバイで7位に入った2009年当時の調子を取り戻す上でのモチベーションの対象としては、かつてライダーカップでパートナーだったヘンリック・ステンソンが打って付けの存在といえる。2012年シーズンの開始時点では世界ランク230位だったステンソンは、先週のツアー選手権とフェデックスカップの優勝を受け、現在は4位までランキングを上げ、約11億円を稼ぎ出している。

「プレーは断然良くなっています」と、2008年ライダーカップのフォアサムでステンソンとペアを組み、4ダウンからの逆転でフィル・ミケルソンアンソニー・キムのペアに勝利したウィルソンは述べた。

「恐らく、ここ1年以上はなかったショットへのコントロールが取り戻せており、プレッシャーのかかった状況でも自信を持って打てています。本質的な問題だった失われたドライバーの感覚も、だいぶ改善されました。これまでは全く勝負できておらず、フェアウェイにも乗せられず、風があろうがなかろうが、いつでもトラブルに陥っていました」

「出場の機会を与えてくれたダンヒルと大会主催者のヨハン・ルパートには感謝していますし、自分にとっては今の実力を試す良い機会になると思います」

直近に出場したチャレンジツアーの3戦で、2位と5位に入賞する健闘を見せていたウィルソンは、後半を4バーディ、1イーグルの「30」でラウンドした。「ここ数週間は良いコースで良いプレーができているので、それが自信につながっています。今シーズン終了まで、来年のシード権を獲得する方法は何通りか残っていますし、もちろん今週もそのうちの一つです」

「ただ良いプレーを持続するだけです。どこであれ、良いプレーができれば、自分の望む高みに達せられるかどうかは時間の問題になってきますので、それが最も重要なんです。プレー全体としては常に良くなっていますし、すべて落ち着くべきところに落ち着き、正しい方向へ向かっています。うれしいですね、こういうのは久しぶりですから」

2011年のロイヤル・セントジョージで初日に「65」をマークし、アマチュア選手として全英オープン史上最高のスコアで首位に立って一躍その名を挙げたルイスも、久々に好調を見せている選手の1人だ。

ルイスはその全英を30位で終え、ベスト・アマチュアとしてシルバーメダルを獲得すると、プロ転向後に出場した3大会目のポルトガルマスターズで優勝を飾ったものの、2012年のレース・トゥ・ドバイでは117位となり、現在のランキングは155位となっている。今季は2戦を残すなか、来年のシード権獲得に向けランキングを110位まで上げなければならない。

「若くして勝利を収めたことによりトップレベルで競えるようになりましたが、同時に若いながら多くを求めてしまい、自分を傷つけることにもなりました」と、初日はロストボールした10番で唯一のボギーを叩いた22歳のルイスは語った。

「今は学んでいる最中で、ここ数年間結果が伴っていないのは残念ですが、これで一番良い状態に戻せれば、以前は自分に欠けていた、トップレベルで競う上での心構えが出来上がると思います」

「人生の半分は手放さなければなりません。ゴルファーは良い仕事かもしれませんが、どの仕事にも厳しさはあるわけですし、このレベルとなるとなおさらです。タフな時期を過ごしてきましたし、幾度となく動揺してきました。実際、この2年間は人生で最も辛い期間でしたね」

マケボイも来年のシード権をかけて争っている選手の1人だ。ランキングでは171位としているマケボイは、彼にとっては後半となったキングスバーンのフロントナインを5バーディ、1ボギー、1イーグルとし、「30」でラウンドした。

「3年前にこの大会に出場した際には良い結果(8位)を残してシード権を保持できたけれど、今年はランキングが下位に沈んでいるだけに、勝ちを狙うしかないと思っている。プレーするからには、思い切ったプレーが必要だし、今日はそれができたと思う」

初日を終え、首位に並ぶ5選手全員が現在ランキングでは110位に達していない状況だが、シード権喪失の悲痛を最もよく知っているのは現在114位のタッロだろう。彼は118人の選手がシード権を獲得した2011年のシーズンを119位で終え、シード権を失って下部のチャレンジツアーへと戻ることになったのである。

そんなタッロは、ロシアで2位に入って以来、予選通過を1度しか果たしておらず、ランキングを126位まで下げたカレカと同組でプレーしている。

「今日は素晴らしい1日でした」とタッロは述べ、「カレカとプレーしましたが、2人とも出だしから快調で、良いショットや良いバーディでお互いに好影響を与え合っていました」と加えた。

「リンクスでのプレーを楽しんでいるのは認めないといけないでしょうね。時折グリーン回りでイマジネーションを発揮するのが好きなんですよ」

カレカも「ボギーなしの8バーディだから、良いラウンドでしたね。オールドコースでプレーできるのはいつでも特別ですので、このスコアには満足ですし、日曜日も同様のプレーができればと思います」と話した。

本日のベスト・ラウンドは間違いなく、ウェールズのジェイミー・ドナルドソンだ。彼はカーヌスティを7アンダーの「65」でラウンドし、スコットランドのジョージ・マレー、そしてマーク・フォスターマシュー・ボールドウィントミー・フリートウッドらイングランド勢に並び6位につけた。

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