今季メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」の組み合わせが発表
2013年 全米プロゴルフ選手権
期間:08/08〜08/11 場所:オークヒルCC
「全米プロ」で上位に入ったヨーロッパ勢
オークヒルカントリークラブで行われた全米プロで、ヘンリック・ステンソンとジョナス・ブリクストのスウェーデン勢がヨーロッパ勢で好成績を収める中、ロリー・マキロイ、グレーム・マクドウェル、そしてマーク・ウォーレンもそれぞれ好調を披露した。
ステンソンとブリクストはそれぞれ3位と4位に入った。これに対しマキロイは5番ホールでのウォーターハザードに捕まってのトリプルボギーが痛手となったが、その後5ホールで3バーディを奪い、イーブンパーの「70」とし8位タイに入り、昨年に劇的な優勝を遂げたディフェンディングチャンピオンの面目を保った。
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マクドウェルは4番ホールからの5連続バーディを含む8バーディ、4ボギーのゴルフで順位を一気に22人抜きし、12位タイに入る活躍を見せた。
スコットランドのウォーレンは2日目から「67」、「68」、「69」のスコアをマークし、マクドウェル同様に12位タイとなった。最終日は出入りの激しいゴルフとなったが、12位タイは自身メジャー3度目の挑戦でのベスト順位だ。
選手のコメント
ロリー・マキロイ(通算3アンダー、8位タイ)
「今日は今週で一番良いゴルフができたよ。いくつかとても良いドライバー、そしてアイアンが打てた。パットは始めの3日間よりは出来が悪かったけれど、それでも今回の結果には満足している。ここからの数週間の試合がとても楽しみだよ」
「今日はあまり目立ったミスがなかった。5番ホールではたくさん叩いてしまったが、それでもショット自体は良かったんだ。ただグリーン上でのピッチングの落ち所がアンラッキーだったね」
「今週は僕にとってとても大きな意味があった。今日もたくさんの良い兆しが見えたよ。この良い兆しをここからの数週間に生かして、今季の良い締めくくりをしたいと思っているよ」
グレーム・マクドウェル(通算2アンダー、12位タイ)
「ここ数カ月はとてもフラストレーションが溜まっていたけど、今週、今後に生かせる良い兆しが見えてきたよ。今後への勢いを得ることができたことは良かった。8バーディを奪えたことにとても喜んでいるよ」
「ここ数カ月間パッティングが良くなかった。フレンチオープンで優勝したものの、自分のゴルフにがっかりした数か月だったんだ。ここのところ、自分のショットもテクニックもいたって平凡なものだったんだ。でも今週のゴルフで調子が元に戻った気がしているんだ」
「このようなメジャーの大会で自分のゴルフを要求するのはとても難しいことなんだ。ピークの状態に持っていくことや全て準備万端にすることはとても難しい。僕はマスターズでは予選落ちしたけど、その翌週には優勝した。また全米オープンで予選落ちし、その数週間後のフレンチオープンで優勝した」
「ゴルフは本当に難しいものさ。自分の思うとおりに最高の状態にすることはとても難しいんだ。みんなも思っているとおり、メジャーはとても厳しいテストの場なんだ。これらの大会は本当にストレスが溜まるし、フラストレーションも溜まる。だからこそ一流選手のみが勝つことができるんだ。それくらいメジャーは優勝するのが難しい」
マーク・ウォーレン(通算2アンダー、12位タイ)
「とても嬉しい結果だね。とても良い練習ができていた。でも初日は自分のスイングを完璧にしようとし過ぎて、うまくいかずその代償を払わされた。だからとてもフラストレーションが溜まったよ。でもその後の3日間はシンプルに考えるようにして、1打1打プレーすることを心掛けたら良い方向に向かったんだ」
「3日間を60台のスコアでこの全米プロというメジャーの大会を終えることができたことにとても喜んでいるよ。大会の雰囲気もとても素晴らしかった。大会前は自分のゴルフができると感じていたんだ。自分のゴルフに自信が持ててとても心地よい状態でプレーできると感じていた。そしてこの3日間は全くストレスを感じることなくプレーできた。このようなタフなコースでそうできたことはとても珍しいことだね」
「ここまでとても良い調子で来ている。そして今週の結果も今後良い方向へ向かうためのひとつのステップに過ぎない。メジャーでこのような良い順位に入れたことは、僕のキャリアで初めてのことなんだ。そして次の大会は更に上を目指したい。本当に良い一週間だったよ」
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