欧州&アジア共催に片山、平塚らが出場
2013年 メイバンク・マレーシアオープン
期間:03/21〜03/24 場所:クアラルンプールG&CC(マレーシア)
大会デビューのドナルド マレーシアオープンのタイトルを狙う
賞金総額が275万ドルにアップした「メイバンク・マレーシアオープン」が、マレーシアの首都にあるクアラルンプール・ゴルフ・アンド・カントリークラブで開催される。
同大会にはスター選手が揃うが、何と言っても最大のニュースは、世界ランク3位のルーク・ドナルド(イングランド)が初参戦をすることだろう。
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先週の「タンパベイ選手権」で4位になったドナルドは、今大会で自身8度目の欧州ツアー優勝を狙う。もし勝てば、昨年の「BMW選手権」で2年連続優勝を果たして以来のこととなる。
アジアンツアーにおける直近の最高順位は、欧州ツアーとアジアンツアーの共催で開催された2005年の「BMWアジアオープン」での6位タイだ。
ドナルドが欧州ツアーのレギュラー大会に出場するのは、昨季の最終戦で3位タイの成績を収めた、「DPワールドツアー選手権 ドバイ」以来となる。
同大会に出場する他の注目選手は、メジャー大会で優勝した経験を持つチャール・シュワルツェル(南アフリカ)、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)、そして2年前にノ・スンヨル(韓国)に続き、2011年大会で10代にして優勝したマッテオ・マナッセオ(イタリア)だ。
今季ここまで好調のシュワルツェルは、昨年の6位よりも上を狙っている。なお、大会の昨年覇者は同胞のルイ・ウーストハイゼンだ。
「マレーシアオープンは僕の大好きなトーナメントの中のひとつだ。アジアに関するものは何もかも気に入っている。食べ物、文化、人が大好きだし、ゴルフコースも素晴らしい。だからクアラルンプールにまた戻ってこられて、すごく嬉しいんだ」とシュワルツェル。
マナッセロが自身2度目の欧州ツアー優勝を遂げたのは、2011年の同大会。当時、彼はわずか17歳と363日だった。
現在19歳。昨年の同大会では7位タイを記録すると、その後11月の「バークレイズ・シンガポールオープン」で欧州ツアー3勝目を挙げた。
ハリントンが同大会に出場するのは、2006年にチャーリー・ウィに続き13位をマークして以来のことだ。
その他にも、先週の「アバンサマスターズ」からの連続優勝を狙うトーマス・エイケン(南アフリカ)、2004年と2005年にこの大会で連続優勝を果たしているトンチャイ・ジェイディ(タイ)といったスター選手が出場する。
ジェイディは、「この国とこのコースが本当に大好きです。まるで母国タイでプレーしているような気持ちになれます。ここでの記録はとても良いので、今週も良いゴルフをして、世界ランク50位内に入って、マスターズへの出場権を獲得したい。それが今大会の目標です」とジェイディは言った。
1999年に初めて欧州ツアーとアジアンツアーの共催開催となった「メイバンク・マレーシアオープン」は、今大会で15回目を数える。