全米シニアOPに臨むチャンピオンたちの想い:B.フライシャー
シニアメジャー「全米シニアオープン選手権」プレビュー
今年のシニアメジャー第3弾「全米シニアオープン」は全米オープン同様、メジャー開催が初めてのコースを採用した。開催コースはメリーランド州ボルチモアのケイブスバレーGC。トム・ファジオ設計で、誕生してからまだ11年目。全米シニアオープン開催コースとしては一番歴史の浅いコースとなる。全米オープンが開催されたベスページのような賛美を集められるだろうか?
総距離およそ7,000ヤード。多くのシニアプロにとっては長すぎるコース。さらに気温が上昇しており、大会開催中も暑くなる予報。またコースは上り下りが多く、コースの一番低い位置と高い位置の差は、13階建てビルほどもあるという。このメジャー大会はUSGA(全米ゴルフ協会)のイベントなので、カートは禁止。コースそのものの難しさとは別に、シニアには厳しい条件となっている。
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トム・カイト
「この大会で勝てるのは肉体的にタフな選手だね」
ジョン・ジェイコブス
「暑いし、コースは長いし、上り下りはきついし・・・。いままでで肉体的に一番きついコースだ」
ブルース・フライシャー
「(ヘール)アーウィンも、(トム)カイトも、(トム)ワトソンも、他のみんなも最近体を鍛えているからね。このメジャーに向けて体を鍛えてきた選手が有利だと思う」
◇大会データ
賞金総額:250万ドル
優勝賞金45万ドル
連覇達成者はゲーリー・プレーヤー(87年、88年)のみ。
全米アマチュアと、全米シニアオープンの両方を制したことのある選手は、ブルース・フライシャー、ジャック・ニクラス、アーノルド・パーマーの3名。
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