【GDO EYE】トム・ワトソンから大会関係者に「感謝している」
シニア・メジャー第一弾「カントリーワイド・トラディション」初日
この大会にはジャック・ニクラスの名前が至るところに書いてある。過去14年間開催コースとなっていた、「デザート・マウンテン」も、今年からの開催コースの「スーパースティション・マウンテン」も両方ともジャック・ニクラス設計。また本人はこの大会に4度優勝している。しかし、今回ばかりはそのニクラスも、腰痛での長いブランク明けで挑むこのメジャーには参戦こそはするものの、あまり多くは期待しないでほしいと語っている。
そのジャック・ニクラスは随所に彼らしいみごとなパットを披露しつつ、結果(73)の1オーバー。同じく1オーバーでフィニッシュしたのが、最終ホールで13メートルのバーディパットを沈めたゲイリー・プレーヤー。首位に立ったのは昨年のシニアPGA賞金王、アレン・ドイル。この日のパーオン率が18ホール中14ホールと、ピンを完璧にとらえるスラップショット(フォロースルーを取らず、ボールを低く打ち出す打ち方:パンチショット)が冴え渡り、8バーディ・2ボギーの(66)。唯一の6アンダーで単独首位スタートとなっている。
<< 下に続く >>
◇初日の結果
(-6・66):アレン・ドイル
(-5・67):トム・カイト、ディック・マスト、ジム・ソープ、他
(-4・68):ファジー・ゼラー、ブルース・フライシャー、ホセ・マリア・カニサレス、他
(-3・69):ボビー・ワドキンス、デイブ・ストックトン、ボブ・ギルダー、他
◇注目の選手
(-1・71):ラリー・ネルソン、ダグ・トゥール(昨年の優勝者)、トム・ワイスコフ、ヘイル・アーウィン(キャリアスラムがかかる)
(E・72):トム・ワトソン
(+1):ゲイリー・プレーヤー、ジャック・ニクラス
あなたにおすすめ
特集SPECIAL
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!