小林正則、5位タイ発進も最後は安堵
2012年 タイランドゴルフ選手権
期間:12/06〜12/09 場所:アマタスプリングCC(タイ)
C.シュワルツェルが単独首位発進 日本勢は小林正則が5位タイ/タイランド選手権初日
アジアンツアーの「タイランド選手権」が6日(木)、タイのアマタスプリングCCで開幕。初日から7バーディ、ノーボギーの「65」をマークしたチャール・シュワルツェル(南アフリカ)が単独首位でスタートを切った。
1打差の2位には地元出身のティティパン・チュアイプラコン(タイ)。さらに1打差の5アンダー3位タイにダニエル・チョプラ(スウェーデン)、ハビ・コロモ(スペイン)の2人がつけている。そして4アンダーの5位タイには「マスターズ」王者のバッバ・ワトソン(米国)、キラデク・アフィバーンラト(タイ)らとともに日本の小林正則が続いた。
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小林のほか、日本勢では塚田好宣、丸山大輔、石川遼が、昨年王者のリー・ウェストウッド(イングランド)らと同じく「70」で回り2アンダーの21位タイ。片山晋呉と池田勇太がともにイーブンパーの51位タイで初日を終えている。
【上位陣と主な選手の成績】
順位/スコア/選手名
1/-7/C.シュワルツェル
2/-6/T.チュアイプラコン
3T/-5/D.チョプラ、J.コロモ
5T/-4/小林正則、B.ワトソン、K.アフィバーンラト
10T/-3/S.ガルシア、P.ミーサワット、T.ジェイディ、J.パグンサンほか
21T/-2/D.クラーク、塚田好宣、L.ウェストウッド、丸山大輔、石川遼ほか
51T/0/片山晋呉、池田勇太、N.コルサートほか
85T/+2/藤田寛之、平塚哲二、片岡大育、J.デーリーほか
97T/+3/白佳和ほか
105T/+4/上田諭尉ほか
129/+9/久保谷健一
<シュワルツェル、フェアウェイを外さず首位発進>
昨年はリー・ウェストウッドが12アンダーの「60」をただき出して初日から飛び出した。今年はそこまでのビッグスコアとはいかなかったが、チャール・シュワルツェル(南アフリカ)が、7バーディノーボギーの「65」、2位に1打差をつけ好スタートを切った。
昨年に比べてコースは軟らかく、距離は犠牲になるものの、グリーンは攻めやすい。シュワルツェルは「ラフが深いし、フェアウェイを外さないことが重要。今日は全ホールでフェアウェイキープして、良いチャンスを作ることができた。無駄の無いラウンドができて、とても良かった」と笑みをこぼした。
しかし、2位以下はまだまだ混戦模様。「第1ラウンドを終えただけで試合に勝つことはできないけど、逆に失うことはある。良いポジションにいられて満足だよ」と、気を引き締めて残り3ラウンドへと挑む。