逆転優勝ならず、高山忠洋「和合は高い壁」
高山忠洋がプレゼンターとして被災地訪問
昨年度の国内男子ツアー賞金ランキング2位の高山忠洋が5日(水)、宮城県岩沼市の玉浦小学校で行われたスナッグゴルフセットの贈呈式に出席した。
昨年「カシオワールドオープン」で通算4勝目をマーク。同大会が開催される高知県の南国市(コースのKochi黒潮カントリークラブは安芸郡芸西村に所在)は、岩沼市と姉妹都市提携を結んでおり、昨年大会で行ったチャリティ活動の成果としてスナッグゴルフセットを寄贈。岩沼市教育委員会を通じて玉浦小学校のほか3校に贈られる。
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同校の5年生45人を前にプレゼンター、および講師として登場した高山は「今日はすごく楽しかったです。こども達から元気をたくさんもらって、スナッグゴルフ対決では完全にアウエーでしたけど、みんな明るくて楽しかったですね」と笑顔。「東日本大震災の時も助け合ったと聞いていますし、いろんなところで支え合っていく、幸せな国、日本に生まれ育って良かったなと思いました。今後、自分もこういう活動をして、みんなに笑顔を届ける活動をしていきたい。こども達といると元気や笑顔をもらえますし。自分の力にもなります。いまは東北でツアーはないですけど、いつか試合が開催された時には必ず出場するので、応援してもらえたら嬉しいです」と被災地に思いを寄せた。
近日中に渡米し、6月14日(木)開幕の海外メジャー第2戦「全米オープン」に出場する。「テレビに映るくらい活躍して、今日一緒に楽しんでもらったこども達が『この間来てくれた高山さんだ!』って自慢できるように頑張ってきます」と力を込める。
また、8月上旬には梢夫人が第一子を出産予定。「あと2か月くらいでパパになります。たぶん女の子だろうって聞いています。まずはとにかく元気で生まれてきて欲しい。子どもが自慢できるパパになりたいですね。そのためにも全米オープンで上昇気流にのるような活躍をしてきます」とモチベーションは高まるばかりだ。