「全米女子オープン」日本人選手の成績一覧
2023年 全米女子オープン
期間:07/06〜07/09 場所:ペブルビーチゴルフリンクス
全米女子OPがペブルビーチ初開催 畑岡、古江、笹生、渋野ら日本勢は史上最多22人
◇海外女子メジャー◇全米女子オープン 事前情報◇ペブルビーチGL (カリフォルニア州)◇6509yd(パー72)
予選会を含めて最多2107人がエントリーした「全米女子オープン」が6日(木)に開幕する。舞台は女子メジャー初開催のカリフォルニア州ペブルビーチGL。ジャック・ネビルとダグラス・グラントの設計によって1919年にオープンした世界屈指のパブリックコースは、美しい景色を楽しめるよう海岸線に沿った「8の字」レイアウトが特徴的だ。
<< 下に続く >>
2月に行われたPGAツアー「AT&Tペブルビーチプロアマ」と同じパー72で総距離は6972ydから6509ydとなった一方、海に面した名物パー3の7番は、ほぼ同じ107yd設定でプレー。156人のフィールドで60位タイまでが決勝ラウンドに進出する。
ノースカロライナ州パインニードルズ・ロッジ&GCで行われた前年大会はミンジー・リー(オーストラリア)がメジャー2勝目を飾った。大会最少271ストロークで当時の女子ゴルフ史上最高となる優勝賞金180万ドル(大会時のレートで約2億3500万円)のビッグマネーを獲得した。
日本勢は20年大会の19人を上回って過去最多22人。笹生優花は1打差2位で惜敗した2週前の「全米女子プロ」の勢いも生かして2年ぶりの大会制覇に挑む。同じく直近のメジャーで優勝争いに絡んで8位だった古江彩佳は、今季米ツアーで最も安定した成績を残している日本人選手。世界ランキングも最上位の17位につける。
畑岡奈紗や渋野日向子の米ツアーメンバー、昨年「全米女子アマ」優勝者として臨むアマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)に加え、世界ランクや予選会で資格を得た勢いのある選手たちも海を渡ってくる。昨季の国内ツアー年間女王で今季も4勝をマークしている山下美夢有が満を持して米国へ。日本初の姉妹でメジャー参戦となる岩井明愛と千怜のツインズは、開幕前日の5日に21歳の誕生日を迎える。
「シェブロン選手権」のリリア・ヴ、「全米女子プロ」のイン・ルオニン(中国)と続くメジャー初制覇の流れは、78回目を迎えた伝統の大会にも波及するのか。プロデビュー戦V、さらに2戦目の全米女子プロでも8位に入った大物ルーキー、ローズ・チャンは地元カリフォルニアで大きな期待を背負うことになりそう。特別推薦のアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)、前年大会を最後に第一線から退いた歴代覇者のミッシェル・ウィ・ウェストもリストに名を連ねた。
<主な出場予定選手>
ミンジー・リー、古江彩佳、畑岡奈紗、ブルック・ヘンダーソン、勝みなみ、リディア・コー、コ・ジンヨン、ネリー・コルダ、西村優菜、野村敏京、笹生優花、渋野日向子、申ジエ、アニカ・ソレンスタム、アタヤ・ティティクル、レキシー・トンプソン、上原彩子、ミッシェル・ウィ・ウェスト、イン・ルオニン、ローズ・チャン、岩井千怜、岩井明愛、川崎春花、木下彩、三ヶ島かな、西郷真央、佐藤心結、上田桃子、脇元華、山下美夢有、吉田優利、馬場咲希(アマ)、長野未祈(アマ)、小宮千鶴(アマ)