朴仁妃が追いすがるステーシー・ルイスを振り切り今季3勝目を挙げた（Victor Fraile／Getty Images）

◇米国女子◇フボンLPGA台湾選手権 最終日◇ミラマーGC（台湾）◇パー72

2位に4打差をつけて最終日をスタートした朴仁妃（韓国）が、最終日は3バーディ、2ボギーの「71」と伸び悩んだが、前日までの貯金を生かして通算22アンダーで逃げ切り優勝。今季3勝目をマークした。通算20アンダーの2位にステーシー・ルイスが続いた。

＜＜　下に続く　＞＞

逃げる朴と追うルイス。スタートから1番、2番と連続バーディで飛び出した2人だったが、8番、9番で連続ボギーを叩いた朴に対し、3番、7番とバーディ（5番でボギー）を奪ったルイスが1打差に迫って前半を折り返した。

だが、逆転には至らない。最後は17番（パー3）でバーディを奪った朴が2打差をつけて4日間の戦いを締めくくった。

通算17アンダーの3位にはこの日「66」をマークした17歳プロのリディア・コー（ニュージーランド）。通算16アンダーの4位にアサハラ・ムニョス（スペイン）、通算14アンダーの5位にエイミー・ヤンが入った。

日本勢では上原彩子が通算4アンダーの34位タイ、野村敏京が通算3アンダーの39位タイ、宮里藍が通算7オーバーの71位タイと上位に加わることはできなかった。