選手コメント集/ミズノクラシック 最終日
2002年 ミズノクラシック
期間:11/08〜11/10 場所:瀬田GC北コース(滋賀)
日米のトップ78名が集結
日本と米国の両女子ツアー共同開催となる「ミズノクラシック」が、11月8日(金)から10日(日)までの3日間、滋賀県の瀬田ゴルフコース北コースで開催される。
開催コースは、名匠井上誠一氏設計で、適度なアンジュレーションと美しい池を配した戦略性に富んだ造りとなっている。
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昨年は、スウェーデンのアニカ・ソレンスタムが2位に3打差をつけ優勝。日本で2週連続優勝を果すとともに、米女子ツアー賞金女王を確定させた。
アニカ・ソレンスタム(昨年優勝時コメント)
「今シーズン(2001年)は1ラウンドで59というツアー記録を達成し、獲得賞金も200万ドルを超えるなど、前人未到の記録を出せたので嬉しい。自分にとって、とても意味がある年になった」
ソレンスタムは、今季もすでに賞金女王を確定しており、残る目標は10勝目を挙げること。先週、ディフェンディングチャンピオンとして出場したマッチプレーでは、まさかの初戦敗退という辛酸を味わった。9勝目以降は足踏みが続いているが、ここら辺での奮起に期待したい。
日本の賞金女王レースも面白くなってきた。現在賞金ランクトップの不動裕理と、2位藤井かすみの差は約800万円。シーズン序盤に「1億、3勝、賞金女王」という目標を掲げた藤井だが、飄々と前を行く不動を意識してか「1億、5勝、賞金女王」に目標を修正した。高額賞金が続く終盤戦にむけて、この2人の戦いはさらにヒートアップしそうだ。
この不動と藤井の2人を含め、木村敏美、久保樹乃など日本ツアーからは35名。米ツアーからはアニカ・ソレンスタム、朴セリ、グレース朴、福嶋晃子、小林浩美ら43名の合計78名が出場する。世界のトップに伍して戦う日本選手の出現に期待だ。