米国女子ツアー「モントリオール銀行カナディアン女子オープン」が、8月15日（木）から18日（日）までの4日間、カナダのサマレアゴルフアンドカントリークラブで開催される。

昨年からスタートした新しい大会で、唯一カナダで開催される試合となる。一昨年まではメジャートーナメントの1つだった、デュモーリエクラシックがカナダで行われていた。

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昨年の大会は、3日目に64をマークしたアニカ・ソレンスタムが通算16アンダーでシーズン6勝目を果たした。シーズン前半から快調に飛ばしたソレンスタムだが、この優勝までは3ヶ月間のブランクがあった。この勝利を皮切りに、再び終盤の優勝ラッシュに向かった。

そのソレンスタムが、ディフェンディングチャンピオンでありながら今週の試合に欠場する。先週の全英女子オープンでは、初日に出遅れると、2日目もスコアを伸ばせずまさかの予選落ち。体調を崩しているのか公式発表は無いが、シーズン終盤に向けて大事な時期にファンには気がかりだ。

ソレンスタムの不調にあわせたのか、眠れるウェブが目を覚ました。先週行われた「全英女子オープン」でシーズン1勝目を挙げたカリー・ウェブが、勢いに乗って2週連続優勝を果たすか注目される。

シーズンも後半に入り、賞金争いで首位をひた走るソレンスタムを追いかけるには、そろそろ常勝モードに入りたいところだ。

先週、惨敗を喫した日本勢は、小林浩美、中島真弓、片野志保、小俣奈三香の4名が出場する。しばらく米国ツアーから遠ざかっている福嶋晃子は、日本で行われるNEC軽井沢に出場する。