米国女子ツアー「エビアンマスターズ」がフランスのエビアンマスターズ ゴルフクラブで開幕した。先週メジャートーナメントが終了したばかりで、会場もフランスに移って行われるのだが、主要選手は勢ぞろいした。

初日首位に立ったのは韓国の金美賢。6バーディ、ノーボギーと隙のないプレーでスコアを伸ばした。1打差の2位にはスウェーデンのC.コークとスコットランドのM.マッカイが並び、ワールドカップを思わせる国際色豊かな展開になっている。さらに1打差の4位グループは7人の集団が形成された。

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FIFAワールドカップもいよいよ1次リーグの大詰め、日本と共同開催の韓国も国を挙げて盛り上がっている。その韓国勢がLPGAでも旋風を巻き起こす。先週メジャー4勝目を上げた朴セリを筆頭に、この日首位に立った金美賢。そして4位グループにはグレース朴とグロリア・パーク。この勢いに日本勢も便乗して欲しいのだが。

賞金争いで2位の朴セリに50万ドルの差をつけているA.ソレンスタムも4位グループの好スタートをきった。先週のソレンスタムは、メジャー2連勝を狙ったのだが、2日目に大きく順位を下げてしまった。しかし、最終日に驚異的な追い上げを見せて3位に入った。今週も優勝争いに絡んできそうだ。

今週の日本勢は福嶋晃子と小林浩美、LPGAツアーではお馴染みの2人だけが参戦。先週粘りつつ15位に入った福嶋は、2、3、18番でバーディを奪い、それ以外は全てパー。福嶋らしからぬ静かなラウンドになった。

また、小林はバーディを3つ奪ったが、ボギーを4つ叩き、1オーバー42位。先週好スタートを切りながら抜け出すことができなかったK.ウェブも同じく1オーバーと少し出遅れてしまった。