日本と米国の両女子ツアー共同開催となる「ミズノクラシック」が、11月7日（金）から9日（日）までの3日間、滋賀県の瀬田ゴルフコース北コースで開催される。米国女子ツアーの賞金ランキング上位43名と日本ツアーの賞金ランキング上位35名が出場予定。総勢78名の選手が日本に集結した。

昨年は韓国を代表する3人の朴（朴セリ、グレース朴、グロリア・パーク）と、女王アニカ・ソレンスタムの優勝争いとなった。グレース朴がトップのアニカに1打差まで詰め寄るも届かず、アニカが逃げ切って大会2連覇を達成した。アニカは日本コースとの相性が良く、今年5月に行われた日本ツアー「ニチレイカップ」でも2位以下に9打差をつける圧勝で優勝している。今大会最終力候補で、大会3連覇の期待がかかる。

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そのほか注目すべき海外選手は、現在賞金ランキング2位の朴セリ、同ランキング3位のグレース朴といった韓国勢。先週の大会から日本ツアーに出場しているカリー・ウェブは、トップと4打差の2位と辛酸をなめた。今週巻き返しとなるか注目したい。

一方、日本勢は今季8勝を誇る不動裕理を筆頭に、日本女子オープンを制した服部道子が出場。そのほか若手の活躍にも期待が高まる。なかでも先週「マスターズGCレディース」でルーキーの竹末裕美が優勝を飾った。若さと勢いを武器に、2週連続優勝を狙う。

昨年の大会では、日本人最高順位が5位の藤井かすみと海外選手を前に歯が立たなかった。今年こそ日本人選手が優勝する姿を見せてほしい。

【主な出場予定選手】
A.ソレンスタム、K.ウェブ、グレース朴、不動裕理、竹末裕美、古閑美保、藤井かすみ、福嶋晃子