選手コメント/ミズノクラシック最終日
2004年 ミズノクラシック
期間:11/05〜11/07 場所:瀬田GC北C(滋賀)
アニカ独走!同一大会4連覇なるか
滋賀県の瀬田ゴルフコース北コースで行われている、日本と米国の両女子ツアー共同開催「ミズノクラシック」の2日目。昨年同様女王アニカ・ソレンスタムが独走態勢に入っている。
序盤から順調にバーディを積み重ねたアニカは、9番でボギーを叩いてしまい、一昨年の最終日6番ホールから続いたこの大会のノーボギー記録が94ホール目で途絶えた。だが、その後もスーパーショットをギャラリーに披露し、終わってみれば通算15アンダーでフィニッシュ。同一大会4連覇に向けて明日最終日を迎える。
<< 下に続く >>
通算11アンダーで単独2位につけたのは、この大会最年長の40歳のベテラン中島千尋。初日アニカと並び9アンダーを稼いだ中島は、この日もノーボギーの安定したプレーでスコアを2つ伸ばしている。
そして通算8アンダーの3位タイには、2週連続優勝を狙うグレース朴(韓国)、日本人では天沼知恵子、表純子など総勢7人がひしめく混戦模様となっている。
そのほか、インコースからスタートした宮里は、前半長いバーディパットが思うように決まり、10ホール目を終えた時点で6アンダーまで伸ばした。だが、初日にダブルボギーを叩いた3番でアクシデントが発生。サブグリーンに外し、そのまま打った第3打が救済処置を取らなかったということでローカルルールによりペナルティとなり、2打罰を課せられた。このホールを結局ダブルボギーとしたものの、その後は引きずることなくパープレーでまとめ、通算4アンダーの23位タイでフィニッシュした。
また、宮里のライバルである横峯さくらは、4アンダー11位タイからスタート。その横峯はこの日ショットに精彩を欠き、ショットが左右にぶれて一時はイーブンパーまでスコアを落とした。だが、後半ようやくリズムを取り戻し、3つ取り返して通算3アンダーの34位タイで2日目を終えた。