今季2戦目の74歳・青木功 目指すは「アンダーで」エージシュート
◇国内シニア◇富士フイルムシニアチャンピオンシップ 事前情報◇ザ・カントリークラブ・ジャパン(千葉)◇
昨季から4試合増の17戦で行われる国内シニアツアーは、今週を含めて残り4試合。優勝賞金1400万円を懸けた高額大会は、3日から予選カットなしの3日間、54ホールストロークプレーで開催される。千葉県木更津市にある名匠・加藤俊輔設計コースが舞台となる。
昨年大会は、2日目に首位に立った渡辺司が、昨季賞金王の室田淳との最終組対決を制してシーズン1勝目を挙げた。その渡辺は、今季5度のトップ10入りも未勝利でシーズン終盤戦を迎えている。
大詰めを迎えつつある賞金王争いは、今季2つの日本タイトルを含む4勝を挙げ、約5650万円としているプラヤド・マークセン(タイ)がトップを独走中。約2347万円差の2位に今季2勝の崎山武志が追う展開だ。以下、3位に室田淳、4位に真板潔、5位にシニア1年目の鈴木亨が続く。
大会ホストプロで日本ゴルフツアー機構の会長を務める青木功(74)は、9月「日本シニアオープン」(予選落ち)以来となる今季2試合目に臨む。56位で終えた昨年大会は、最終日に「72」をマークしてエージシュートを達成。「優勝争いできないとおもしろくない。オーバーパーではなく、アンダーでエージシュートを決めたい」とプライドをのぞかせ、達成への意欲を露わにした。
なお開催期間中は、中嶋常幸、倉本昌弘、芹澤信雄らによるトークショーを行うなど、シニアファンには見逃せないイベントが催される予定だ。
【主な出場予定選手】
青木功、中嶋常幸、倉本昌弘、尾崎直道、井戸木鴻樹、室田淳、崎山武志、鈴木亨、真板潔、渡辺司、米山剛、田村尚之、久保勝美、平石武則、フランキー・ミノザ、プラヤド・マークセン、湯原信光、秋葉真一、ブーンチュ・ルアンキット、白浜育男、奥田靖己、グレゴリー・マイヤー