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水巻義典がシニア初Vへ、ロケットスタート!

今季の国内シニアツアー第5戦「榊原温泉ゴルフ倶楽部シニア」が16日(金)、三重県の榊原温泉ゴルフ倶楽部で開幕。2日間大会の初日、水巻義典が「64」をマークして8アンダーとし2位に4打差をつけて単独首位に立った。

4アンダーの単独2位には菅原洋一。3アンダーの3位タイには初見充宣、湯原信光芹澤信雄の3人。2アンダーの6位タイから渡辺司高橋勝成奥田靖己らが6打差を追う。

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なお、ディフェンディングチャンピオンの室田淳はレギュラーツアーの「ANAオープン」に出場している。

<単独首位の水巻「このチャンスは逃したくない」>
水巻は前半3番パー4でチップインイーグルを奪い、勢いに乗ったその後6つのバーディを重ねる猛ラッシュ。「前半はピンチもないし安定していた。パターも思うところに打てている」と納得の表情を浮かべた。レギュラーツアー通算7勝を誇る水巻は8月末に53歳に。シニアでのタイトルがいまだ無く「東日本大震災をきっかけにしてゴルフともう一度向き合ったときに、もっと前向きにならないとダメだと考え直させられた。そして、楽しくゴルフをするために飛ばすスイングに変えた」と言う。その結果「当たると20ヤードは違ってきて、ゴルフも楽しくなってきた」と手応え。自信を持って最終日を迎える。

<以下、上位選手のコメント>
初見充宣 (3アンダー3位タイ)
「ショットもそんなによくはなかったけど、パターがよく入ったから6バーディも獲れた。速いグリーンが好きだからね。遅めのグリーンのところで3パットした(14番)。今週からパターのヘッドをセンターシャフトのものにした。長尺は変わらないのだけど、長さも少し短くした。18番(パー5)のボギーはもったいなかった。(同組の)高松のアプローチが大きかったのを見たものだから、10メートルも短くて3パットしてしまった。ムリしないような組み立てでやっているからチャンスをいかしたいね」

芹澤信雄(3アンダー3位タイ)
「締まっていて速いグリーンが自分に合っていた。パットでもっている僕なのに、最近はイップス気味で打てなくなっているから、こういう速いグリーンの方がうまくいく。ショットはいつもと同じで、ほとんどピンチもなかった。6番(パー4)は8番アイアンで30センチについた。入りそうだったよ。ノーボギーのゴルフで内容的にも良かったので明日はこのチャンスをつかみたい。天候が悪くなってグリーンが重くなるといやだね・・・」

菅原洋一(シニアルーキー/4アンダー単独2位)
「グリーンが大きくて速かったが、上りのパットも下りのパットも距離が合った。長いパットも3パットしなかった。13番の長いパー3(232ヤード)でグリーンを外し、アプローチでも4メートルを残したのに、このパーパットが入ったのが大きかった。ピンチはこの1ホールだけだった。11番はグリーンを外したのに20ヤードをチップイン。18番はドライバーが右に曲がって暫定球をうったのにセーフでパーで凌げた。ファンケルも2日目13位から最終日21位に落ちた。明日はこのチャンスを生かせるかどうか。頑張る」

2011年 榊原温泉ゴルフ倶楽部シニア



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