ツアー史上最年少でプロ転向!畑岡奈紗のプロフィール
2016年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/11〜11/13 場所:グレートアイランドC(千葉)
17歳・畑岡奈紗は鈴木愛らと同組でプロデビュー戦 賞金トップ3が激突
◇国内女子◇伊藤園レディス 事前情報(9日)◇グレートアイランド倶楽部(千葉)◇6639yd(パー72)
32回目を迎える今大会は11日(金)から3日間の日程で開催。今年の「日本女子オープン」で、大会史上最年少(17歳263日)でアマチュア優勝を飾り、日本女子ツアー史上最年少(17歳271日)でプロ転向を表明した畑岡奈紗(ルネサンス高3年)が、国内プロデビュー戦を迎える。
<< 下に続く >>
注目の初日は、鈴木愛、松森彩夏と同組となり、9時50分に1番からティオフする。現役高校生でのプロデビューは、2003年に同じく高校生プロとなった宮里藍の今大会以来。来季は米国女子ツアーで戦う意向で、今月28日には米フロリダ州でファイナルQTを控えており、高校生プロのプレーを間近に見ることのできる希少な機会となりそうだ。
一方、ツアーは今シーズンも残り2戦(出場人数が限られる「LPGAツアー選手権リコーカップ」を除く)となり、賞金女王争いやシード権争いがいよいよ大詰め。昨年大会で初日から首位を守る完全優勝を挙げ、ツアー史上初の2億円超えとして賞金女王を決めたイ・ボミ(韓国)が、今年も獲得賞金を1億5530万4764円の賞金トップで、2年連続戴冠へ前進を目論む。
賞金2位は元・世界ランク女王の申ジエ(韓国)で約2384万円差に迫っている。自力での逆転はすでに難しい情勢だが、日本勢トップの賞金3位・笠りつ子、4位の鈴木愛、5位のキム・ハヌル(韓国)まで逆転賞金女王の可能性が残されている。初日は、賞金ランクトップ3のイ、申、笠らが同組でプレーすることになり、直接対決で火花を散らす。
また、年間獲得賞金上位50位までの来季シード争いは、シード当落線を挟んで賞金48位の茂木宏美以下、香妻琴乃、金田久美子、藤田光里、同52位の藤本麻子までが約170万円の差にひしめく。最近まれに見る激戦でこちらにも注目が集まりそうだ。
【主な出場予定選手】
イ・ボミ、申ジエ、笠りつ子、鈴木愛、キム・ハヌル、全美貞、堀琴音、テレサ・ルー、アン・ソンジュ、李知姫、菊地絵理香、渡邉彩香、松森彩夏、西山ゆかり、木戸愛、永峰咲希、下川めぐみ、原江里菜、成田美寿々、大山志保、畑岡奈紗