「晃子の影になれ」を乗り越えて 福嶋浩子が流した初めてのうれし涙
2016年 サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント
期間:04/29〜05/01 場所:グランフィールズCC(静岡)
38歳・福嶋浩子が史上初の姉妹V!プレーオフ制し涙の初優勝
◇国内女子◇サイバーエージェントレディス 最終日◇グランフィールズCC(静岡県)◇6562yd(パー72)
2打差の首位から出た38歳の福嶋浩子が「75」と崩れ、ノーボギーの「69」で回ったキム・ハヌル(韓国)と通算5アンダーで並んで、プレーオフに突入した。1ホール目でパーをセーブした福嶋に対し、キムは1m弱のパーパットを外し、福嶋のツアー初優勝が決まった。姉はツアー通算24勝の福嶋晃子。国内女子ツアー史上初めての姉妹優勝を成し遂げた。
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4歳上の姉はこの日、ロープの外で妹のプレーを見守った。優勝が決まると、苦楽をともにしてきた2人は互いに涙を浮かべて抱き合った。
福嶋は優勝記者会見で「苦しかった。優勝争いは苦しいですね。でも本当に嬉しい。つらい時期があっての優勝です。今大会のウィナー(勝者)に恥じない活躍をしたい」と語った。
初日からの首位を守って迎えた最終日。福嶋は一時、後続との差を3打に広げたが、16番でダブルボギー、17番でボギーを喫した。3バーディ、4ボギー1ダブルボギーで終え、1組前でホールアウトしたキムに追いつかれた。最終18番も1m強のパーパットを残したが、これを沈めてプレーオフに持ち込んだ。
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