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まず山崎千佳代。坂東、井上も好スタート!

残すはこの試合を含めて2つ。ラストスパートのかかったエリエールだが、初日は山崎千佳代が6アンダーと好ダッシュを見せた。2位グループには若手の坂東貴代、そして井上陽子服部道子福嶋晃子はちょっと様子見の雰囲気だ。

山崎千佳代は2ボギー、7バーディ。「今日はパターに尽きます。パッティングはパーフェクトでした」
ちょっと悩んでいた。ここ数カ月でパターを3回換えた。「グリップをゆるく持ってスムーズなパッティングを心がけた。ヘッドの重みを感じながら、肩でストロークするように、思い切って打ち方を変えてみました」

坂東貴代はアウトで4バーディ。インでは2ボギーを叩いたが17番では60ヤードをダイレクトに入れてのイーグルも出た。「最近ゴルフが楽しくなってきました。もっともっと上手になりたい」 ジャパンクラシックなど外国選手とのラウンド経験を積んでいるうち、もっと上手くなりたいという気持ちが強くなったという。

井上陽子はボギーなし。「いままではバーディを取るゴルフを考えていました。最近はボギーを叩かないことを考えています」 バーディは狙っても取れない。攻めた結果がボギーに逆転する。むしろボギーを警戒するゴルフをすることが大切と思うようになった。通過することはできなかったが、これが米プロテスト受験のお土産だ。「あのテストも5オーバーになってしまいましたがバーディはたくさん取れていたんです。バーディを増やすよりもボギーを減らしていたらパスしていたと思うんです」
「明日も明後日もボギーを叩かないこと。そうすれば結果はついてきます」

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1998年 大王製紙エリエール女子オープンゴルフトーナメント



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