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中野晶、逃げきってツアー7勝目

暑かった。風が強かった。最終日もスコアが伸びなかった。最高スコアでも71。伸ばすというよりいかに崩れないか、まるで全米オープンか全英オープンのミニチュア版のような展開だ。

西塚美希世森口祐子も日吉久美子も2オーバーへ後退した。服部道子も具玉姫も伸びなかった。ガマン較べはイーブンパーのラウンドをした中野 晶の勝ち。昨年に続いて通算ツアー7勝目だ。

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中野晶は4番でボギー先行。ちょっとイヤな雰囲気だった。7番でバーディとして元に戻し、471ヤードの10番ロングは7Wで乗せて2パットのバーディ。幸いなことに追いかけて来る選手がいなかったため、17番のボギーも致命傷にはならなかった。
「本当にしんどかった。優勝から来る緊張のためかショットが良くなかった。17番のボギーは本当に辛かったです。こんな苦しい状況で勝てたことは今後、とてもプラスになると思います」

藤井かすみにはチャンスだった。連続バーディでスタートしたもののボギーもボロボロと出て前半はイーブン。インに入ってまたバーディ先行とし2アンダーまで迫ったのだが肝心の17番でOB。こらえてボギーに止めたが、もう中野に追いつくことができなかった。
「楽しかったです。出入りの激しいゴルフだったのでムチャクチャ疲れました。絶対あきらめないで頑張ろうと思ってました」
本当は優勝したかった、という。去年は惜しい51位でシードを逃がしている。「でも次からまた頑張ります」

服部道子は「パターがビビッていた。近いものが遠く見えてしまった」と反省。「もう少しパターの転がりが良くないと、いざ競おうとしたとき弱いですね。当分はパッティングに励みます」

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1999年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント



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