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新人の呂が3試合目の挑戦でツアー初優勝を果たした

ゴルフ5レディス最終日。初日、2日目と首位を守り続けた金愛淑が79とスコアを崩し、優勝争いは終盤までもつれた。1アンダー4位からスタートした大場美智恵が、13番ホールで2アンダーにし混戦から抜け出した。そして15番パー3でもピンをかすめる、あわやホールインワンかと思われるショットでバーディを奪い3アンダーまで伸ばした。しかし、終盤の難ホールでハマってしまった。

「17番はセカンドでミス。18番は右ラフに入れてしまった。18番は3日間とも同じところに入れてしまった。悔しいというか・・・何年か前にこの18番で左に曲げた苦い思い出があって、なかなか振り切れなかった。」この2ホールを連続ボギーで1アンダーフィニッシュとなった。

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大場を追う選手の中で踏ん張ったのが新人の呂曉娟。2アンダーの2位からスタートした呂は、前半を3バーディ4ボギーで1つ落とした。後半もスコアを伸ばすことが出来ず苦しい展開となったが、17番でピン横3メートルをきっちり沈めバーディを奪い2アンダー。この時点で先にホールアウトした大場が1アンダーに落としたので、単独首位となった。

最終18番はティショットでフェアウェイをキープ、セカンドでもピン手前8メートルほどにオン。2パットで優勝という場面を迎えたが、ファーストパットは傾斜につかまり1メートル短かった。そしてパーパットも外し、大場とのプレーオフへ突入した。

迎えたプレーオフ1ホール目は共にパー。2ホール目も同じく18番ホールで行われた。ティショットは呂が右サイドのラフ、大場は左サイドのバンカーへ。先に打った呂のボールはグリーンセンターに落ちるとピンに向かって転がった。対する大場はボールがバンカーの中だが、足場は傾斜の芝という踏ん張りの利かない難しい状況の中、なんとかグリーンを捉えた。およそ10メートルのバーディパットを外した大場に対し、呂は2メートルのバーディパットを確実に沈めた。
優勝した呂は2000年秋のプロテストに合格したばかりの新人だが、台湾ではアマチュアの大会の20勝以上しているほどの実力。99年には台湾のプロテストにも合格し、アジアサーキットにも挑戦している。出場3試合目での優勝はツアー史上最短記録となる。

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2001年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント



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