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3日間首位をキープした小林浩美が久々の優勝!

国内女子ツアー「大王製紙エリエールレディスオープン」最終日。初日からトップに立っていた小林浩美が連日の安定したプレーを見せ、日本ツアーでは98年以来となる、4年ぶりの勝利を挙げた。

立ち上がりの5ホールをパーで切り抜けていた小林だが、6番ホールでボギーを叩き一歩後退。8番ホールでバーディを奪いスコアを元に戻したが、魏ユンジェが前半だけで5つスコアを伸ばし首位タイで並んでいた。

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「リーダーボードを観て『並ばれてる』と知ってバーディを決めようと思った」小林は、14番ホールで1.5メートルのバーディパットを沈め、一歩抜け出した。1打リードのまま迎えた最終ホールでも下りの2メートルのパットをしっかり決めて、トータル11アンダーとし魏に2打差をつけて勝利を飾った。

「初日、2日目ともショットが良かったわけではない。今日も似たような感じだったので、行けるかな?というくらいの感じだった」と、淡々と試合展開を振り返った小林。過去3年間は優勝に恵まれず、気持ちがマイナス思考だったという。この優勝で自信がついた小林は、来年から日米のツアーを半々の割合で行き来する生活に戻すことにするようだ。

さて賞金女王レースはというと、不動裕理が予選落ちを喫し、藤井かすみにとっては差を詰める絶好のチャンスとなったが、3日間ともに爆発力は鳴りを潜め、トータル1オーバーで29位タイ。獲得賞金は63万2,000円で、不動との差はまだ約1,100万円ついている。

藤井かすみ
「やっと体調もよくなってきたのに、ゴルフは上手くいかなかった。来週は不動さんとお互いに刺激し合いながらラウンドしたい」

藤井かすみの逆転賞金女王達成には、優勝が最低条件となる。

またこの試合でシード権争いも幕を閉じた。残念ながら東尾理子はトータル3オーバー36位タイフィニッシュで、シード権確保に失敗。

東尾理子
「シード落ちは、今の自分の実力だから仕方がない。オフに体力をつけてまたチャレンジする。シード権失っても死ぬわけではないし」

逆にぎりぎりの位置にいた大塚有理子が、この試合で12位タイに入り、来季シード権を獲得した。

大塚有理子
「守るのではなく、攻めていった。ここ数試合はシード権のことばかり考えて厳しい日々が続いたが、終わりに近づくにつれて開き直れた。これでやっとリラックスできる」

シード権争いには終止符が打たれた。来週、いよいよ今季最後の戦いで賞金女王が決定することになる。

関連リンク

2002年 大王製紙エリエールレディスオープン



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