慌てるスタッフの横でお茶目な世界2位 ティティクルはTOTO最上級トイレに興味津々?
◇日米女子ツアー◇TOTOジャパンクラシック 事前(4日)◇太平洋クラブ美野里コース (茨城)◇6598yd(パー72)
プロアマのスタートホールとなる10番のティマークを、ジーノ・ティティクル(タイ)が興味深そうに眺めていた。丸みを帯びた特徴的な形状の白く輝くティマークは、優勝副賞でもあるTOTO製の最上級タンクレストイレ「ネオレスト NX」を模したものだ。
ゲストを待つ間にずっと触って感触を確かめるまでは良かったのだが、ついにはその上に座ってしまったから周囲は大慌て。帯同スタッフが「撮らないで!」とばかりにカメラマンの前に立ちふさがるコミカルなしぐさでアピールする様子を、当の本人は大笑いしながら眺めていた。
TOTOが100年培ってきた衛生陶器の技術の粋を結集させ、メーカーの希望小売価格(税込み)は70万円超。今週パッティンググリーンの横にも展示されている同社のフラッグシップモデルは、ティティクル陣営の間で早くから話題になっていたという。
「キャディが『勝ったら、これくれる?』と言ってきたの」。長年の相棒であるバンポット・ブンピサンサリー氏のおねだりに応じるかはさておき、モチベーションのひとつになっているのはあながち冗談でもない様子。「JALだったり、ANAだったり、日本の航空会社の飛行機に乗ると、すごくいいトイレがある。日本には、どの国よりも素晴らしいトイレがある」と笑顔で絶賛する。
4年ぶりの大会参戦は思わぬ形で話題をさらったが、ネリー・コルダと並んで今季ツアー最多4勝をマークしている実力は折り紙付き。前週「メイバンク選手権」で連覇を遂げ、シーズン3勝目を飾った山下美夢有とは平均ストローク1位に贈られる「ベアトロフィ」争いのライバルでもある。「ミユウは休みを取らずに戦い続けている感じ。ポートランドをプレーせず、次の試合のカナダで勝った時には『ほらね、休んだから勝てたでしょ?』ってジョークを言ったの」と微笑ましいやり取りを明かした。(茨城県小美玉市/亀山泰宏)