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2年ぶりの祝杯!福嶋晃子がツアー15勝目を飾った!

国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」は最終日、福嶋晃子が貫禄の逃げ切りを図った。首位に2打差の2位タイからスタートした福嶋は、前日ボギーを叩いた2番パー5で確実にバーディを奪ったが、続くパー3はボギーを叩いた。しかし、その後は3度にわたり連続バーディを奪い14アンダーまで伸ばした。2位以下に4打差をつける圧勝で、今大会1994年以来2度目の優勝。国内ツアー2年ぶり15勝目を挙げた。

「いやー、良く頑張ったなと思います。みんなスコアが良かったので、『どうやったら抜け出せるかな』と思ってやっていました。今週は絶対勝たなきゃいけないと思っていたし、勝ちたかったし、勝てると思ってました。なんだか今日は不思議でした」

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右足親指を骨折し、戦列を離れていた福嶋だが、復帰第1戦はこのNECにすると決めていた。リハビリ中はパッティングの練習を中心にこなし、試合に備えた。「今週は病院に行きます。きっと院長ビックリすると思います。『加減してこいよ』と言われましたので・・・」

4打差の10アンダー2位には高又順と前田真希。コースレコードタイの65をマークした前田が、24位からジャンプアップした。前半だけで5バーディ、1つがチップインで2パットが1回。なんと前半のパット数は9しかなかった。そして16番パー5では、グリーン奥からのアプローチが直接カップインするイーグルも奪っている。

福嶋と同じ組でラウンドした高は、「今日はアッコさんのリードが良かったので。アッコさんと一緒で楽しく回れました。練習ラウンドの時も一緒に回ったけど、その時にお互い優勝しようと言ってたんですよ。今度はアッコがいない時に優勝を狙います」

また、3位からスタートした不動裕理と、木村敏美は9アンダーで4位に終わった。木村と同じく全英女子から帰国後すぐに参戦した藤井かすみが、スコアを4つ伸ばし同じく4位。藤野オリエも、5ストローク伸ばし単独9位に食い込んだ。

2試合連続優勝を狙った不動は、4位に終わったが賞金を258万円加算し、久保樹乃を抜いてトップに立った。

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2002年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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