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2024年 JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ
期間:04/25〜04/28 場所:ウィルシャーCC(カリフォルニア州)

耐えきった渋野日向子 2週連続滑り込みに「もうちょっと1日目を頑張らんと」

◇JMイーグルLA選手権 presented by プラストプロ 2日目(26日)◇ウィルシャーCC (カリフォルニア州)◇6258yd(パー71)

予選通過をかけた最後の9ホールは、張り詰めた空気に包まれる展開が続いた。渋野日向子は3オーバー99位、予選通過圏外からのスタート。3週後に控えるリシャッフル(成績に応じた出場優先順位の組み換え)に向けても、出遅れからの巻き返しを図りたいところだった。

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午後0時37分に10番からスタートし、伸ばしたいパー5の15番でバーディを先行。「もう少しバーディを獲りたかったけど、なんとか後半にいい感じでいけた」と、前半は1バーディ、ボギーなしでスムーズに折り返した。

カリフォルニアらしい晴れ間に、少しずつ風が吹き始めた後半。3番で約3mのチャンスを作るなど、ピンを狙うショットが目立った。これは外したものの、5番で4mの上りフックラインを入れてバーディを奪取。427ydとタフな6番は2m弱を外してボギーにし、圏外の2オーバーに落としたが、初日はミスの多かったアプローチを寄せられたことで「すごく良いところにはつけられていた」と切り替えられた。

最終的にカットラインは2オーバーまで下がったが、ラウンド中は「1オーバー」を想定。「イーブンぐらいまでに戻しておきたい」という目標に向け、残り3ホールも果敢にバーディを狙いにいった。

7番(パー3)では1打目を手前バンカーに入れながら、ピンそばに寄せてパーを死守。384ydの8番は追い風も味方につけ、残り114ydから約2.5mにつけてバーディを奪う。最終9番は1打目を右ラフに入れ、2打目もグリーン手前バンカーとピンチを迎えたが、約1.5mを沈めるパーで締めくくった。9ホールでグリーンを外しながら3バーディ、1ボギーの「69」。ガードバンカーに3回入れたが、すべてパーでしのぎきった。

2週連続の予選通過を決め、通算1オーバー45位から残り2日間に臨む。前週「シェブロン選手権」と同じ圏外からの滑り込みに、「どっちも耐え切って、最後の方でバーディを獲りにいって。感じは似ている」とほっと一息ついた。

週末に向けて「アンダーパーを出して上の方に行きたい気持ちはある。内容としてはパー5でしっかり(バーディを)獲りたい」と意気込む。「もうちょっと1日目を頑張らんと。ギリギリ予選通過しとっても上との差は開く一方。でも、あと2日間できるのはうれしいし、予選通過の緊張感もないので頑張りたい」と自らを鼓舞した。(カリフォルニア州ロサンゼルス/石井操)

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