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不動が勝った! ツアー記録の17アンダーでウェブをかわした

国内女子ツアー「ニチレイカップワールドレディスゴルフトーナメント」は、まるでK.ウェブ不動裕理のマッチプレイを見ているようだった。そして2年連続で日本の賞金女王の座をキープしている不動が、大会3連覇を狙ったK.ウェブに真っ向勝負で勝った。

招待選手のウェブと予選で同じ組になった不動は、初日7アンダーで飛び出した。そして、日を追うごとにスコアを伸ばすウェブに3日目で並ばれてしまった。こうなったらウェブのエンジン全開かと思われたが、不動が日本のエースとして意地を見せた。

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2、3番で不動がバーディを奪い先制攻撃をかけると、4番パー5からはウェブが3連続バーディで一気に首位に出た。しかし、7番でウェブがボギーを叩き、8番パー3で不動はバーディ、今度は不動が主導権を握った。

13、14番で互いにバーディを奪い終盤までもつれるかと思ったが、15、16番でウェブがまさかの連続ボギー。これで楽になった不動は難しい最終18番をパーで切り抜け今シーズンの初勝利を上げた。

日本の女子ツアーは3日間競技が多く、今回のような4日間は選手にとって体力面でも辛い。しかし、今週の不動は世界のトッププロに勝ち、17アンダーというツアー記録まで更新した。次は米国のメジャーでの優勝を狙ってもらいたい。

「17アンダーが4日間の最少スコアというのは全然知りませんでした。このスコアがでたのはやはり1打で競っていたのが良い緊張感でしたので、つられてスコアが良くなったというのがあると思います。4日間SWでのアプローチが寄っていたので、外しても簡単にパーが取れていたので良かった」

不動、ウェブに話題を独占されてしまったが、3位には昨年5勝を上げた天沼知恵子がきっちりとスコアを伸ばしてきた。不動と天沼には昨年のように、ライバルとして優勝を争い、レベルの高い戦いを続けてもらいたい。

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2002年 ニチレイカップワールドレディスゴルフトーナメント



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