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不動裕理が前人未踏の年間10勝を達成!!

宮崎県の宮崎カントリークラブで開催されている、国内女子ツアーの最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」最終日。今年、無類の強さを誇っていた不動裕理が年間10勝という大記録を達成した。

2位の藤井かすみと2打差の首位でスタートした不動は、6番ホールでピンそばにつけるスーパーショットでバーディを奪い、前半で1つスコアを伸ばした。後半に入ると、11番、12番で連続バーディを奪って、独走態勢に入った。14番でバンカーにつかまりボギーを叩いたが、2位と5打差となった上がり3ホールも淡々とプレーし、難なくパーをセーブ。不動の持ち味である安定したプレーで通算9アンダーでフィニッシュ。国内ツアー初となる年間10勝目は、2位に5打差をつける圧勝で飾った。

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藤井かすみは、前半で2バーディ2ボギーと出入りの激しいゴルフを展開。後半14番、15番で連続ボギーを叩き通算3アンダーまで後退。結局、4位で競技を終えた。

トップと4ストローク離されていた李知姫は、前半で2ストローク伸ばし必死に追いかけた。しかし後半に入るとパットに苦しみ、スコアを伸ばすことができず通算4アンダーの2位タイでホールアウト。また、福嶋晃子がこの日のベストスコアとなる「68」をマークし通算4アンダーの2位タイでフィニッシュ。元賞金女王の意地を見せた。

プロデビュー3戦目の宮里藍は、この日ロングパットの距離感が合わず3パットを連発。6つスコアを落としてしまい通算15オーバーの最下位でフィニッシュ。試合後のコメントで宮里は「この1年はとても充実していたし、今日の試合が終わってみて、『もっとうまくなりたいな』と本当に思いました。不動さんに少しでも近づきたいです。シーズンオフに練習して来年がんばりたいと思います」と来年の抱負を語っていた。

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2003年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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