日本女子プロゴルフ選手権最終日/不動、大場にインタビュー
2003年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
期間:09/11〜09/14 場所:太平洋Cアソシエイツ江南C(埼玉)
ついに掴んだ!不動が名実ともにナンバー1に!!
国内女子メジャー第1弾『日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯』が埼玉県江南町にある太平洋クラブ&アソシエイツ江南コースで開催された。今週は連日33度を超える炎天下が、選手たちを苦しめた。
2日目に単独首位に立った不動裕理が3日目も首位をキープし、国内メジャー初優勝に向け最終日を迎えた。スタートの1番パー5で幸先の良いバーディを奪い、そのまま突っ走るかと思われた。しかし中盤、短いバーディパットを外すと、10番では1.5メートルのパーパットを外してボギー。さらに13番でもボギーを叩き8アンダーに後退してしまう。
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もたつく不動に迫ったのは、初日首位に立ちながら、3日目にスコアを崩し15位に後退していた大場美智恵と3位につけていた古閑美保の2人だった。大場はこの日4ストローク伸ばし7アンダーでフィニッシュ。古閑も前日の2ペナルティの後遺症も見せず、1ストローク伸ばし7アンダー。この時点で不動とは1打差、終盤の不動のプレーに注目が集まった。
プレーオフの可能性も出てきたかと思われたが、15番パー5で不動の放ったセカンドショットは、グリーンを捕えるとピンに向かって真っ直ぐに転がった。ボールが止まったのはピン横60センチ。このホールで難なくイーグルを奪い、続く16番もバーディ。あっという間に11アンダーまで伸ばしてしまった。
最後は安定感抜群の不動らしい堅実なプレーでパープレーを続けた。今シーズンの6勝目、ツアー通算21勝目は嬉しい嬉しいメジャー初タイトルになった。不動はこの優勝で、4年連続の賞金女王もほぼ手中に収めている。
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