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不動が単独首位で最終日へ! 美香4位、藍31位

宮城県の利府ゴルフ倶楽部で開催されている、国内女子ツアーの第20戦「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」の2日目。首位タイからスタートした不動裕理が「69」で回り、通算7アンダーでホールアウト。後続に1打差ながら単独首位に立ち、今季3勝目に王手をかけた。

通算6アンダーの2位タイに大山志保恒川智会。通算5アンダーの単独4位に宮里美香、通算4アンダーの5位タイにフォン・シャンシャン(中国)と李知姫(韓国)が続いている。横峯さくらは1つ伸ばし、通算イーブンパーの23位タイに浮上。宮里藍有村智恵は通算1オーバーの31位タイで決勝ラウンドに進んでいる。

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<不動が今季3勝目へ向けて単独首位!>
「日本女子オープン」を翌週に控え、秋に向けて佳境に突入するトーナメントカレンダーの谷間とあって、ここ3年間は今大会を欠場してきた不動裕理。しかし、「今年はこの大会こそ出る場所じゃないかと思う」と出場を決意した。見せたかったのは、「一生懸命プレーしている姿」。大会2日目を終えて通算7アンダーで単独首位に立ったが、「結果は関係ないです」ときっぱりだ。

この日は7,145人のギャラリーが詰めかけ、熱戦を見守った。当然、ギャラリーに楽しんでもらいたいと思うのが選手の本心。「あまりため息をつかせるようなプレーはしたくない」と不動は言う。好調なパッティングで6つのバーディを奪い、一時は9アンダーまでスコアを伸ばした不動だったが、最終18番は1mを外してのボギーフィニッシュ。「最後は大きなため息で締めたんですけどね・・・ハハハ」。それでも、今季3勝目に向けて大きく前進した。

<先週のリベンジなるか!?大山が2位浮上>
この日「69」で回った大山志保が、通算6アンダーとして首位に1打差の2位タイに浮上した。圧巻だったのは16番。ティショットを左ラフに入れた大山は、池越えで、前方には2本の木が枝を垂らしているシチュエーションでもピンしか見ていなかった。キャディは右サイドのフェアウェイに戻すことを勧めたが「1%でもチャンスがあれば狙いたい。まだ2日目だし、ミスしても取り戻すチャンスはある」と果敢に7Iのパンチショットで枝の下を通してピンを狙い、グリーン手前まで運んでパーを拾った。

前週は2日目に首位に立つも、最終日に崩れて悔し涙を流した大山。「先週はパットに自信があって、雑というか攻め続けてしまった。届かせようと思うと2mオーバーしてしまうので、普段通りのタッチで行ければ」とリベンジを期す。

宮里藍有村智恵はそろって予選通過>
大会2日目は、東北高校の先輩・後輩が同組でのラウンド。宮里藍有村智恵ともにパープレーでラウンドして、通算1オーバーの31位タイで無事予選通過を果たした。カットラインは「気にしていなかった」という宮里に対し、有村は「ちょっと安心しました」と、最低限のノルマは果たし安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

関連リンク

2011年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント



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