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武藤俊憲が3季ぶりV!通算6勝目をプレーオフで制す

◇国内男子◇ISPSハンダグローバルカップ 最終日◇ヴィンテージゴルフ倶楽部(山梨県)◇6774 yd(パー 71)

首位タイで出た37歳の武藤俊憲と、10位でスタートしたフィリピンのアンジェロ・キューが通算14アンダーで並び、プレーオフに突入した。18番(パー5)で繰り返されたプレーオフの2ホール目で、武藤がグリーン手前の花道からの3打目を2mに寄せてバーディを奪い、キューを振り切った。2012年8月の「関西オープン」以来となる2年10カ月ぶりのツアー通算6勝目。

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キューはこの日、7バーディを重ねて「64」をマークし、最終組より約1時間早くクラブハウスリーダーに。最終組の武藤は16番で約16mのバーディパットをねじ込み、18番でも6mのバーディパットを沈めて6バーディ3ボギーの「68」として、土壇場でキューに追いつき、勝機をものにした。

18番でイーグルを奪ったキム・ヒョンソン(韓国)が通算13アンダーとして3位。海外招待選手で世界ランク26位のイアン・ポールター(イングランド)、小池一平ら4人が通算12アンダーで4位に入った。

ジョン・センデン(オーストラリア)は通算11アンダーまで伸ばして8位。2011年「マスターズ」王者のチャール・シュワルツェル(南アフリカ)は「69」と2ストローク縮め、通算10アンダーの10位で大会を終えた。

首位タイから出た矢野東は、前半に4つのボギーを喫して自滅。「73」をたたき、通算9アンダーの16位に終わった。

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