逆転優勝は遠く―― 追う藤田らの心境は?
2014年 ゴルフ日本シリーズJTカップ
期間:12/04〜12/07 場所:東京よみうりカントリークラブ(東京)
宮里優作、武藤俊憲が1打差で追う 首位にイ・サンヒ
◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7,023ヤード(パー70)
日本列島に強い寒気が流れ込んだ今季最終戦の3日目、首位と4打差の9位から出た武藤俊憲が6バーディ、1ボギーの「65」とこの日のベストスコアをマークし、通算6アンダーとして2位タイに浮上した。「69」で回ったディフェンディングチャンピオンの宮里優作と並び、通算7アンダーで単独首位に立ったイ・サンヒ(韓国)を1打差で追う。
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通算5アンダーの小平智、プラヤド・マークセン(タイ)が4位。宮本勝昌とキム・スンヒョグ(韓国)が通算4アンダーの6位につけている。
賞金ランキングトップを行く小田孔明は、通算4アンダーで迎えた最終18番(パー3)で、ティショットがバンカーにつかまりダブルボギー。通算2アンダーの9位タイに後退し、インタビューで「常に毎日が試練」と話した。
ただ、賞金ランク2位の藤田寛之はスコアを2つ落とし、通算3オーバーの19位で、同4位の岩田寛と並んだ。同3位の近藤共弘も通算2オーバーの18位で3日目を終了。3人が小田の賞金額を逆転するには優勝が最低条件で、小田の賞金王戴冠の可能性が高まったといえる。
石川遼は「73」と崩れ、通算イーブンパーの14位タイで最終日を迎える。
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