宮本勝昌 連続試合出場の日本記録がストップ
2000年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント
期間:11/23〜11/26 場所:いぶすきGC開聞コース(鹿児島)
激戦! 鈴木、飯合、そしてジャンボも参加
2日目、67とした鈴木亨が飯合肇と共に9アンダー首位タイに並んだ。1打差には久々のジャンボ尾崎、今季勝てそうで勝てない宮本勝昌、前日首位の桑原克典。6位にはB.メイ、芹沢信雄ら5人グループ。
ジャン・バンデベルデは1打足りずに予選カット。そのバンデベルデから全英タイトルをさらった宿敵のポール・ローリーはギリギリで予選を通過したものの57位と奮わない。今季3勝をあげた伊沢利光は現在ランキング4位。賞金王争奪戦に関わっていたが、予選落ちで望みを絶たれた。
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先週の最終日は自分の位置を確認しながらの冷静なプレーができたという飯合肇。「引き続きいい流れを維持しているよ」 アウトスタートして2番でバーディが先行したが、7・9番でボギーとしてしまった。「ボギーが出るとふてくされることがある」というが、今日は、12番でナイスバーディを沈めて気持ちを上手く切り替え、次のロングもバーディとした。
夏頃から調子を落としていたが、秋口にジャンボのところでトレーニングに参加した。「その効果がVISA太平洋あたりで出てきたよ。今週はいい感じでスウィングできている」 明日は決勝、「大事な日なので、技術のあるジャンボのような人とまわりたい。谷口君のような勢いのある人と一緒だと軽く置いていかれるし、勢いと技術・実力がある人は違う」
いろいろな打ち方を試しているというジャンボ。「今週はティショットが悪いから、バーディの狙えないきついラフばっかりだ。アイアンは昨日よりはいいけどね」
「ここは林間コースではないけど、自分の考えるところへ打って行く平衡感覚が求められる。スタンスが取り難い」 ティショットの調子が悪い中でいかにフェアウェイにフェアウェイに打ち出していくかが課題という。
ボブ・メイは「悪い1日ではなかったが、もう少しいいプレーができたはずだ」と反省しきりだ。アウトで3バーディを稼いだが、インコースではバーディチャンスを逃した上に、16番ホールではボギーを叩いた。「ゴルフは何が起こるか分からない。もちろん優勝したいし。36ホール残っているからね、頑張るよ」