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鈴木亨、現役最長の18年連続賞金シードが途絶える

高知県にあるKochi黒潮カントリークラブで開催中の国内男子ツアー第24戦「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」2日目。鈴木亨が通算7オーバーの73位タイで予選落ちを喫し、現役選手として最長の18年連続で確保していた賞金シード権を喪失した。

今季開幕前から首の故障に悩まされ、予選落ちを繰り返してきた鈴木。2週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3位タイ、前週の「ダンロップフェニックストーナメント」も予選を通過して56位となり、賞金ランク77位タイで、今大会に乗り込んできた。

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しかし初日3オーバーの65位と出遅れると、この2日目も4つスコアを落とし、巻き返しはならず。ランキング上位70位には届かず、決勝ラウンドを戦う前に記録に終止符が打たれ「終わる時はあっけない。もう少し頑張りたかった」と、ひとつの節目を迎えて大きく息をついた。

プロ5年目の1993年「ジュンクラシック」で初優勝、賞金ランク24位に入ってシードを獲得して以来、 守り続けてきたツアープロとしての“勲章”を失った。しかし来シーズンは「生涯獲得賞金ランキング上位25位以内の資格」を適用。再びレギュラーツアーを戦うことになる。

「シニアになるまでに、やりたいことが残っている。何らかの形で“日本一”を獲りたい」と日本タイトル獲得に意欲。「青木(功)さんに『年だ、年だって言ってるからダメなんだ』と言われてね。前向きに行かなきゃなと思う」。ツアー通算8勝、45歳の挑戦は続いていく。(高知県芸西村/桂川洋一)

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2011年 カシオワールドオープンゴルフトーナメント



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