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新人の谷原秀人が地元広島で9アンダー単独首位!

国内男子ツアー「住建産業オープン広島」が、広島県の広島カンツリー倶楽部 八本松コースで開幕した。今週は、全英オープンの前週にあたり、全英に出場する中嶋常幸ディーン・ウィルソンなど11名のツアー選手が欠場になっている。

いずれも今シーズン好調の選手ばかりが不在となっており、今週は多くの選手に優勝のチャンスが広がった。

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初日単独首位に立ったのは、23歳の谷原秀人だった。9バーディ、ノーボギーの完璧なラウンドを披露した。東北福祉大学を今年卒業したばかりの新鋭。大学時代は星野英正の2年後輩、宮里優作の2年先輩として数々の大会に優勝に貢献、世界大会に出場した経験ももつ。

谷原は、今回開催されている広島県の出身なのだ。中国アマチュア選手権では、97年から3連覇を達成している。昨年のプロテストに合格後、クオリファイングトーナメントは1次から出場し、ファイナルまで進出。47位に入り、今シーズンのツアー出場資格をつかんだ。今シーズンの成績は、7試合に出場し予選通過は2度。5月のマンシングウェアKSBカップで9位に入っている。

「出だしから、ポンポンとこれたので、今日はショットもパットも良く、いいスコアにつながりました。今回は地元なので、応援も来てくれているので、その分頑張らないと。このコースは高校3年の時に、中国アマで一度回ったことがあります。なんとなく覚えているけど、忘れているホールも多かったですね」

初日から首位に立った谷原が、地元の声援に応えて、どこまでスコアを伸ばせるか注目が集まる。

谷原を1打差で追うのは韓国出身のS.K.ホ。こちらも若手注目選手の一人だ。谷原を上回る10バーディを奪ったホだが、前後半1つずつボギーを叩いてしまった。昨シーズンチャレンジツアーで3勝を挙げ、レギュラーツアーのシード権を獲得した。そして今シーズン、5月の日本オープンでは優勝争いに絡み3位に入った。勢いのある選手だ。

そして、この大会3連覇がかかっていた深堀圭一郎は、左わき腹痛が治まらず止む無く欠場となった。その深堀に2年連続で優勝を阻まれたジャンボ尾崎は、スコアを伸ばせずイーブンパーの65位と大きく出遅れてしまった。同一大会10勝目は今年もおあずけになってしまうのだろうか。明日以降の巻き返しに期待がかかる。

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2002年 住建産業オープン広島ゴルフトーナメント



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