カシオの新製品「EXILIM FC300S」を使ってスイングをチェックした高山忠洋。

国内男子ツアーの今季第24戦「カシオワールドオープン」は22日（木）から4日間、高知県のKochi黒潮カントリークラブで開催される。昨年は高山忠洋が宮里優作との終盤のマッチレースを制して年間2勝を達成。賞金ランキング2位となった翌年の今季は、手首痛にも悩まされ、未勝利が続いているが「これが今年最後になるかもしれない。連覇を目指して頑張りたい」と意気込みを見せた。

昨年制覇した同大会とは“意外な”縁もあった。過去に鹿児島・指宿で開催されていた当時、高山はプロアマ戦で優勝し、カシオ製のデジカメをゲット。その後、後継モデルを手に入れると、自身のスイングを動画で撮影してチェックを続けてきた。「そうしたら去年、優勝しちゃって。だからカシオのカメラはずっと使わせてもらっています」。

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今大会開幕前には、同社から第1ラウンドが行われる初日の22日に発売される新商品「EXILIM FC300S」のデモンストレーションに参加し、またまたプレゼントされた。ハイスピードムービーに加え、ガイドラインを画面上に加えられる“ゴルファー向けカメラ”として人気の同シリーズ。さっそく試してみると「スイング動画を自分ひとりで撮影できて、なおかつパソコンなどではなくて、その場ですぐに確認できるのはうれしい」と笑顔が絶えない。

ひとつの画面で2つの動画の表示再生が可能で、同社のホームページから大会の歴代優勝者のスイング動画をダウンロードすれば、自身との比較もできる。「自分の良い頃のスイング動画と比べられる」と高山。アマチュアゴルファーに向けても「自分はちょっと個性的なスイングをしているので、参考になるかは分かりませんけど…。スイングのきれいなプロと比較して、練習してもらえば上手くなると思います」と“宣伝”していた。