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フォロー風が吹いてきた!? 室田淳が風の浜岡を制した

国内男子ツアー「ダイドードリンコ静岡オープン」最終日には3日目に吹いた強風は収まった。そして、9アンダーの単独首位からスタートした室田淳がスコアを3つ伸ばし、12アンダーで優勝した。

昨年11月に行われたカシオワールドオープンで、招待選手のS.ガルシアなどを抑え7年ぶりに優勝を飾った室田は、今シーズンに入っても好調を維持している。先週の開幕戦では5位、そして今週は初日6位につけると、スコアを伸ばして優勝、パッティングが特に好調だ。

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「うれしいですね。去年勝って、また今年も勝つなんて、運が向いてきましたね。フォローの風が吹いてきたという感じですかね。今後の目標、ないですよ。1試合1試合楽しくやっていきたい。他のツアーとかを考えている人が今はたくさんいるけど、僕は日本のツアーで一生懸命がんばっていきたい」

そして、10年ぶりに浜岡コースに帰ってきたジャンボ尾崎が、この日ベストスコアをマークした。 2番でボギーを叩いたジャンボは、4番パー5でイーグルを奪うとその後も4つのバーディを奪い10アンダーでフィニッシュ。2位タイに入り、昨シーズンできなかった優勝の2文字が近づく「強さ」を見せた。

同じく2位になったのは金鐘徳。4、5番のパー5で連続バーディを奪った金は、6番パー4で第2打を直接カップイン。10番でもバーディを奪い、室田を抜いて単独首位になった。しかし、スコアを伸ばしたい11番パー5でボギーを叩きリズムを崩してしまった。1999年にこの大会を制した相性の良さは発揮したが、惜しくの2位となった。

初めての最終組を経験した国吉博一は、5番パー5でダブルボギーを叩いたがその後バーディを重ね優勝争いに食らいついた。しかし、17番パー3でティショットをグリーン手前の池に落としてしまいダブルボギー、7アンダーで6に終わった。

この日イーブンパーでのラウンドになった国吉だが、思い切りの良いゴルフで優勝争いに絡むところは、昨年のクオリファイングトーナメントをトップで通過した実力を証明した。

また、開幕戦に逆転優勝した谷口徹は、初日好スコアをマークしたが、2日目以降スコアを落としていた。しかし、この日はバーディを3つしか奪えなかったが、ノーボギーでのラウンドとなった。9アンダー4位に入り、しばらく日本ツアーを離れる。4月11日から行われる「マスターズ トーナメント」に向け調整に入る予定だ。

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2002年 ダイドードリンコ静岡オープンゴルフトーナメント



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