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川岸、星野、深堀の3人が5アンダーで首位に立った!!

国内男子ツアーの第22戦「日本オープンゴルフ選手権競技」が、栃木県の日光カンツリー倶楽部で開幕した。初日は晴天に恵まれたが、気温は10度程度しか上がらず肌寒さを感じた。プロ118名、アマチュア18名が参加する第68回を迎えた国内最高峰の「日本オープン」を制するのは誰か。

初日5アンダーをマークし首位に立ったのは、川岸良兼星野英正深堀圭一郎の3人。それぞれ6バーディ、1ボギーでのラウンドとなった。昨年末に行われたクオリファイを通過し今シーズンの出場資格を獲得した川岸だが、シーズンに入ると18試合に出場し14試合に予選落ち。「フジサンケイクラシック」と「ANAオープン」では初日首位に立ちながら最終的には平凡な成績に終わっていた。

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ところが、先週行われた「ジョージア東海クラシック」では、2日目にスコアを大きく伸ばし最終的に7位。2000年の「カシオワールド」以来のトップ10入り。1999年「フィリップモリス」以来4年ぶりの優勝を飾り、完全復活をアピールしたい。

首位と1打差の4アンダーにはプロ入り6年目の高橋竜彦が、5バーディ、1ボギーの好スタートを切った。高橋は川岸と同じく地方予選会から勝ち上がってきた選手。深堀と星野は昨年の日本オープン上位15位以内という資格で出場している。

3アンダー3位には97年の覇者、オーストラリアのクレイグ・パリーと、大会4勝という実績をもつ中嶋常幸など4人が並んだ。パリーは昨年8月に行われた「WGC-NECインビテーショナル」でタイガーの大会4連覇を阻んだ男として世界に名を轟かせた。その後も世界を又にかけツアー参戦しているが、6年振りのタイトルを狙い来日している。

3週連続予選落ちが続く中嶋も好スタートを切った。今シーズンの中嶋は、昨年復活の優勝を果たした「ダイヤモンドカップ」の初日に背筋を痛め途中棄権。その後4ヶ月間ツアーから遠ざかっていた。復帰後も満足の行く成績が残せていないが、この勢いを維持しジャンボ尾崎に並ぶ「日本オープン」5勝目を狙ってもらいたい。

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2003年 日本オープンゴルフ選手権競技



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