選手コメント集/ダンロップフェニックストーナメント 最終日
2006年 ダンロップフェニックストーナメント
期間:11/16〜11/19 場所:フェニックスカントリークラブ(宮崎)
タイガー3連覇ならず!P.ハリントンが優勝。深堀圭一郎が単独3位に食い込む
宮崎県にあるフェニックスカントリークラブで行なわれている、国内男子ツアー第27戦「ダンロップフェニックストーナメント」の最終日。朝からの雨も後半にはあがったものの、引き続き難しいコンディションが続いた。
3連覇を狙うタイガー・ウッズ(アメリカ)に注目が集まったが、優勝の行方は米賞金王のタイガーと、欧賞金王のパドレイグ・ハリントン(アイルランド)とのプレーオフに。結果ハリントンがタイガーを下し、今大会初優勝を飾っている。
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18番で行われたプレーオフ1ホール目は、タイガー、ハリントン共にバーディを奪取。繰り返し18番で行われた2ホール目、ハリントンのティショットは左のラフでしかも木の後ろと厳しい状況となった。しかしその木が枝分かれしており、その間を見事すり抜けるミラクルショットでリカバリー。3打目をピンそばにつけ、対するタイガーが3メートルのバーディパットを外し、ハリントンはバーディ。この瞬間に、ハリントンの大会初出場、初優勝が決まった。
この日のハリントンは、前半1つボギーを叩くもパーが続く我慢の展開が続いた。しかし後半に入ると4つのバーディをコンスタントに奪取。通算9アンダーまでスコアを伸ばし、タイガーに追いつき、プレーオフに駒を進め、見事優勝を遂げた。
単独の3位に食い込んできたのが深堀圭一郎。バーディ発進した深堀は、この日6バーディ、ノーボギーと安定した内容で一気にスコアを伸ばし、プレーオフには1打及ばなかったものの、通算8アンダーとした。また、最終組で周り注目を集めた片山晋呉は、5番から連続バーディを奪うなど勢いに乗ったものの、8番で痛恨のダブルボギーを叩いてしまい、この日2アンダー。通算6アンダーとして、ジャスティン・ローズ(イングランド)と共に4位タイで今大会を終えている。