2007年 全英オープン
期間:07/19〜07/22 場所:カーヌスティGC(スコットランド)
S.ガルシアが6アンダー単独首位キープ!タイガーは7打差に後退
スコットランドのカーヌスティゴルフリンクスで開催されている、海外男子メジャーの第3戦「全英オープン」の2日目。初日よりは少し気温が高かったが、風が強くなり選手たちの体感温度は低く、その風によって多くの選手がスコアメイクに苦しんだ。
初日6アンダー単独首位に立ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、2バーディ、2ボギーと安定したゴルフで6アンダーを守りきって単独首位をキープ。ガルシアはアプローチとパッティングで14個のパーを積み重ね、2位に2打差で決勝ラウンドに進むことになった。
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ガルシアを追いかけるのは、今季米ツアーで2勝している韓国の崔京周。2アンダー8位タイからスタートした崔は、アイアンショットの正確性でグリーンを捕らえる。初日と同じく5バーディを奪う攻めのゴルフを見せたが、ボギーも3つ叩いてしまった。難度の高い最終18番では2日連続ボギーにしてしまったが、アジア勢初のメジャータイトルを掴むチャンスがやってきた。
さらに1打差の3アンダーには、ベテランのミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)とマイク・ウィア(カナダ)が並んでいる。さらに1打差、2アンダー5位タイはジム・フューリックとブー・ウィークリー。初日に24名いたアンダーパーの選手が、2日目を終えて12名に減ってしまった。
日本勢は、この大会前に日本ツアーで2週連続を果たした谷口徹が、2日間通算2オーバーで予選を突破。この日2オーバー、通算5オーバーでホールアウトした近藤智弘は、僅かに1打足りず予選落ち。初日にイーブンパーの25位タイにつけていた佐藤えいちは、7ストローク崩してしまった。その他、伊澤利光、武藤俊憲、谷原秀人の3人も残念ながら2日間で会場を去ることになってしまった。