優勝者D.クラークにインタビュー/WGC NECインビテーショナル
2003年 WGC NECインビテーショナル
期間:08/21〜08/24 場所:アクロン、ファイヤーストーンCC(米国 オハイオ州)
S.ガルシアとB.カーティスが首位。T.ウッズが1打差で追う!!
WGC(世界ゴルフ選手権)のNECインビテーショナルが、オハイオ州のファイヤーストーンカントリークラブで開幕した。先週行われたメジャーの「全米プロゴルフ選手権」と同様、T.ウッズを始め世界の主要選手がほとんど出場する。
初日トップに立ったのは2人。1人目は“スペインが生んだ神の子”S.ガルシア。2番ホールでいきなりイーグル。その後3バーディを奪いフロント9を5アンダーのロケットスタート。後半は勢いがなくなったものの2バーディ、1ボギーでまとめ6アンダーで首位に立った。
<< 下に続く >>
もう1人は“全英オープンのシンデレラボーイ”B.カーティスだ。フロント9、バック9とも3バーディずつ奪う安定したゴルフで6アンダー。全英オープン以来、満足のできるプレーをギャラリーに披露できなかったB.カーティスが、全英に続く大舞台でまたしても大健闘。メジャー制覇が「ラック」と言われないためにも明日以降の活躍で結果を残したいところだろう。
この2人を1打差で追うのは先週の「全米プロゴルフ選手権」で、まったくと言っていいほど良いところを見せられなかったT.ウッズだ。「このコースは良いショットをすれば良い結果が出る」とラウンド後のインタビューで語ったT.ウッズ。ファイヤーストーンに入りゴルフの組み立てが戻ってきたようだ。今季メジャー無冠となりささやかれ始めたスランプ説を吹き飛ばすことができるか? 明日以降の活躍に注目が集まる。なお、同じく5アンダーでD.クラークが並んでいる。
日本からは伊沢利光と横尾要が出場。伊沢利光はイーブンパーの30位タイ。横尾要は3オーバーの63位タイと出遅れてしまった。