アイルランド、ダブリンにあるザKクラブで開催されている、欧州ツアー『スマーフィット・ヨーロピアンオープン』は3日目、決勝ラウンド初日を迎えた。2日目に首位に立ったウェールズのフィリップ・プライスを除いて、大混戦となっている。

9アンダーの単独首位でスタートしたプライスは、前半からバーでディを積み重ねた。7バーディ、2ボギー。5アストローク伸ばし14アンダーまで伸ばし2位以下を引き離した。プライスは2001年のポルトガルオープンで優勝するなど、賞金ランキングでも上位に入りライダーカップのメンバー選ばれた。

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今シーズンのプライスは11試合に出場し、予選落ちが3回。ここ2週間連続で予選落ちになっていた。2位に3打差をつけけているが、このまま逃げ切ることができるだろうか。

プライスを追う集団にはダレン・クラーク、アンへル・カブレラなど大型選手2人を含む5人が並んでいる。カブレラは6番ホールでボギーが先行したが、8番ホールから7つのバーディを奪い6ストローク伸ばした。この日のベストスコアをマークし、11位から2位に急浮上している。

初日首位スタートのアラステア・フォーサイスも2位グループにしがみつき、好位置をキープしている。予選2日間でボギーを2つしか叩かなかったが、この日は6バーディ、3ボギー。出入りの激しいゴルフになったが、順調にスコアを伸ばしている。

明日最終日は3ストロークリードしたプライスが2年ぶりの優勝を果たすか、それとも2位グループの5人の中からスコアを伸ばしてくる選手が現れるのか。最後まで目が離せない展開になりそうだ。