欧州男子ツアー第19戦『ボルボPGA選手権』が、イングランドのサーレイにあるウェントワースクラブで開幕した。欧州ツアーのプロゴルフ選手権で、1955年に始まったメジャー大会。欧州ツアーの各選手がこのタイトルを狙って集結している。

初日首位に立ったのは、6アンダーをマークした北アイルランドのダレン・クラーク。1番ホールから8番まで全てパーという静かなスタートを切ったクラークだが、9番で初めてバーディを奪うと、17番パー5を含む4つのバーディを奪った。

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今週の会場となるウェントワースクラブは、インコースにパー5が3つあるので、後半スコアを伸ばす選手が多い。さらに、17、18番の上がり2ホールがパー5ということで、最終日の大詰めで大逆転ということもありえる。

クラークを1打差で追うのは、タイのソングチャイ・ジェイディー、南アフリカのジェームス・キングストン、スコットランドのオレステル・フォーサイスの3人。相変わらず国際色豊かな顔ぶれとなっている。

そして今週、手首を痛め試合から遠ざかっていたアーニー・エルスが戻ってきた。初日は、1番ホールでボギーが先行したが、12番パー5でイーグルを奪いアンダーパーグループに加わった。最終18番も奪いトータル3アンダー、17位とまずまずのスタートを切った。先週首位の座をパドレイグ・ハリントンに奪われてしまったエルスが、復帰戦を勝利で飾れるか注目したい。