今季2勝目!!P.ケーシー涙の優勝インタビュー
2003年 ベンソン&ヘッジス・インターナショナルオープン
期間:05/08〜05/11 場所:サットンコールドフィールド、ザ・デベア・ベルフリィ(イングランド)
1ストローク伸ばしたP.ケーシーがシーズン2勝目!
欧州男子ツアー「ベンソン&ヘッジス・インターナショナルオープン」が、イングランドにあるサットンコールドフィールド、ザ・デベア・ベルフリィで開催された。昨年11月から始まった今シーズンの欧州ツアーで、17戦目にしてようやくイングランドに舞台を移した。そして地元ファンの期待に応えるようにイングランドのポール・ケーシーが、最終日に1ストローク伸ばし11アンダーで優勝を果たした。
3日目を終えて10アンダーの首位に3選手が並ぶ混戦状態となったが、最終日は各選手スコアを崩す場面が多かった。優勝したケーシーも、14番パー3でダブルボギーを叩くなど伸び悩んだ。しかし、序盤の5、6番ホールで連続バーディを奪ってリードしていたため、首位を明け渡すことはなかった。
<< 下に続く >>
ケーシーはスコアを1つ伸ばせなかったが、2位に4ストロークの差をつけることになった。今シーズン2勝目、賞金争いでもまた一歩上昇することになる。2001年に初優勝し、この勝利は自身3度目。今後の欧州ツアーを背負って立つ選手の1人になりそうだ。
2日目に首位に立ち、最終日を首位タイで迎えたパドレイグ・ハリントンは、75を叩き7アンダーでフィニッシュしたが単独2位。1番ホールでバーディを奪ったが、その後は全く伸ばせず、ボギーを4つ叩いた。特に終盤はケーシーにプレッシャーをかけるどころか、単独2位を狙うことで精一杯だった。
最終日にスコアを伸ばし3位に入ったのは、スコットランドのポール・ローリーだった。序盤から2つのバーディで勢いに乗ると、7番パー3ではワールインワンを達成。単独2位になるチャンスもあったが、最終18番ホールでダブルボギーを叩き6アンダーでフィニッシュしている。