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本命も大苦戦!荒れる全英、グレッグ・ノーマンが好スタート

海外メジャー第3戦、第137回「全英オープン」が、イングランドにあるロイヤルバークデールで開幕。初日は全英らしい荒れた天候になり、多くの選手がスコアメイクに苦しめられた。今大会はタイガー・ウッズが出場を見合わせているため、フィル・ミケルソンアーニー・エルス(南アフリカ)、そして地元イングランドのリー・ウェストウッドジャスティン・ローズなどが優勝候補に挙げられるが、いずれも初日から出遅れる展開となった。

初日首位に立ったのは1アンダーをマークしたロコ・メディエイト、ロバート・アレンビー(オーストラリア)、グレーム・マクドウェル(北アイルランド)の3人。メディエイトは、6月に行われた「全米オープン」で劇的な勝利を収めたタイガーとプレーオフを演じたばかり。メジャー2大会連続で好位置につけた。マクドウェルは前週の欧州ツアー「The Barclaysスコットランドオープン」で優勝し、勢いに乗る選手だ。

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首位と1打差のイーブンパーには、アダム・スコット(オーストラリア)、バート・ブライアント、そして大ベテランのグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が並んでいる。ノーマンは強風の中、2バーディ、2ボギーと安定したゴルフを展開。スコットは15番までに2バーディを奪い試合をリードしていたが、16番から連続ボギーを叩き、4位タイに後退してしまった。

今大会日本からは8人がエントリーしていたが、谷口徹が直前に背中を痛め棄権してしまった。中でも最上位につけたのは、メジャー初挑戦の岩田寛だった。中盤に2つのバーディを奪い、3オーバー27位タイにつけている。1打差の4オーバー38位タイに矢野東、5オーバー52位タイに塚田好宣が続いている。フィル・ミケルソンとラウンドした谷原秀人は、ミケルソンの123位よりは好スタートを切ったが、6オーバー74位タイ。今田竜二は7オーバー91位タイとなっている。

2008年 全英オープン



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