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さくら、2本のドライバーを駆使して首位スタート!

IDC大塚家具レディス初日、横峯さくらは1イーグル5バーディ1ボギーの「66」で回って通算6アンダーとし、7月後半のフィランソロピー 2日目以来となる久々の単独首位に立った。

これが父の力なのか?今大会、横峯のキャディを務めるのは父・良郎氏。時折けんかをするなどコミュニケーション面の不安はあるが、幼い頃から娘のゴルフを見てきている目は伊達ではなかった。

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開催コースの武蔵丘GCはフェアウェイが広く距離が長い。 そこで大切になってくるのはティショットだ。最近ドライバーが右に行く傾向の多かった横峯だが、もう1本短いドライバーを入れることで、方向性重視の時と距離を出したい時の打ち分けが出来るようになった。

それが見事に発揮されたのは9番ホール。ティショットは長いドライバーで打って距離を稼ぐと、2打目は残り230ヤードを短いドライバーで2オン狙い。惜しくもグリーンエッジで止まったが、そこから12メートルをパターで沈めてイーグルを奪った。

「マスターズGCの初日が終わって父が来て、『ドライバー2本入れろよ』って。それまで1本でどうにかしようとしていたのだけど、考えてみるとその方が攻略が楽かなと」。父の助言で先週から2本のドライバーを駆使するようになった横峯。「悔しいけど、自分ではそのアイデアは浮かばないですね」と、父の経験の貴重さを素直に認めた。

さらに、「リラックスして、もっと楽しめ」と口癖のようにいう良郎氏。「リラックスすると思ったところに打てるし、球の転がりも良いので驚きました。フェアウェイを歩いている時に言われても、『してるし』って思うけど、グリーン上で言われると、『あ、そうか』って思う。力が入っていたんだなぁって」と、この日は的確なアドバイスで、きっちり娘をサポートした。

宮里藍は1アンダー10位タイとやや出遅れた。宮里の帰国後、彼女を上回る順位で大会を終えた日本人選手はひとりもいない。打倒宮里に、ついに最大のライバルが名乗りを上げた。

2006年 樋口久子IDC大塚家具レディス



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