全英オープンの作り方/競技委員・山中博史のロイヤルリザムレポート<5>
2003年 クローガークラシック
期間:09/05〜09/07 場所:TPC at リバーズベンド(オハイオ州)
G.モーガンが16アンダーで逃げ切り優勝!!
米国チャンピオンズツアー第25戦『クローガークラシック』が、オハイオ州のTPC at リバーズベンドで開催された。初日に7アンダーをマークし単独首位に立ったギル・モーガンが、3日間60台のスコアをマークし、通算16アンダーで今シーズンの1勝目を挙げることになった。
初日がノーボギー、2日目は1つのボギーで耐えてきたモーガンだが、最終日は3、4番ホールで連続ボギーを叩く不安な立ち上がりだった。しかし、5番でバーディを奪うと完全に調子を取り戻し12番までに5つのバーディを奪った。
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13番でこの日3つ目のボギーを叩いたが、その後もスコアを2つ伸ばし16アンダーでフィニッシュ。2位に2打差をつけてツアー通算22勝目を飾った。
今シーズンのモーガンは、これまで優勝は無かったが2位が4回あり、賞金ランキングで3位につけていた。この安定感をシーズン最終戦まで維持できれば、賞金王という栄誉にも手が届きそう。シーズン終盤に入り、賞金争いも激しくなってくる。
今週日本からは、青木功と海老原清治が揃って出場。初日は海老原が、4アンダーの6位に入る健闘を見せたが、2日目に失速。入れ替わるように青木が上位に来た。
7アンダー5位に浮上し1996年以来の大会2勝目も狙える位置につけた。しかし、最終日はスコアを2つしか伸ばせず、通算9アンダーの11位止まり。2日目移行スコアを伸ばせなかった海老原は、通算3アンダーの32位で競技を終えている。
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