米国チャンピオンズ/メジャー最終戦を制するのは再び「初優勝者」?
2003年 フォード・シニアプレーヤーズ選手権
期間:07/10〜07/13 場所:TPC of ミシガン(ミシガン州)
C.スタドラーが65を記録。トップタイへ浮上!
ミシガン州ディアボーンにあるTPC of ミシガンで開催されている、2003年米国チャンピオンズツアー第18戦『フォード・シニアプレーヤーズ選手権』の3日目。50歳となった先月からチャンピオンズツアーへの参戦を開始した実力者・C.スタドラーが65を記録しトップタイへ。早くもメジャー獲得への大きなチャンスが訪れた。
トップと6打差の8位タイでスタートしたスタドラーは7バーディ、ノーボギーという完璧なゴルフを展開。スコアが伸び悩む選手が多い中、通算11アンダーで一気にトップタイまで踊り出た。
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C.スタドラーは1982年のマスターズチャンピオン。また、『ダンロップフェニックス』でも優勝するなど、日本人にも馴染み深い選手。大きな体、ユーモラスな表情、髭の形などから「セイウチ」の愛称で親しまれている。
同じくトップに並んでいるのは2日目に首位に立ったT.ワトソンと3位から浮上してきたM.マッカラー。T.ワトソンはバーディ2つにボギーが1つと3日目は我慢のゴルフを展開し、首位をかろうじてキープしている。惜しくも2位で終わった先週の全米シニアオープンの雪辱を晴らすことができるか? また、C.スタドラーとの直接対決にも注目が集まっている。
さらにM.マッカラーが11アンダーでトップタイ。4打差の2位タイにはG.モーガンなど5人の選手がつけている。
日本人選手では青木功が3バーディ、4ボギーと出入りの激しい内容で1つスコアを落としたが順位は29位タイから24位タイに浮上。イーブンパーでラウンドした海老原清治は66位タイから52位タイへと順位を上げている。