2010年 エンシュアクラシック
期間:10/01〜10/03 場所:ロックバーンG&CC(ノースカロライナ州)
G.ホルバーグ、奇跡の大逆転劇で初優勝!
ノースカロライナ州のロックバーンG&CCで開催されている、米国チャンピオンズツアー第22戦「エンシュアクラシック」の最終日。ゲーリー・ホルバーグが大会新となる通算18アンダーでツアー初勝利を手に入れている。
通算7アンダー、10位タイで最終日を迎えたホルバーグ。この時点で首位とは5打差と逆転には厳しい状況。それでも、ひたすらに「自分を信じた」というホルバーグは、2バーディを決めて迎えた中盤から猛烈な勢いでスコアを伸ばし始め、7番のイーグルを皮切りに3度の連続バーディをマーク。そして最終18番でバーディを決め、通算18アンダーでフィニッシュ。最終組のフレッド・カプルス、ベルンハルト・ランガー(ドイツ)もこの勢いの前に屈し、大逆転優勝を手に入れた。この日マークした「61」は最終日の大会レコードと、記録づくめの勝利となった。
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単独2位に終わったカプルスは、8バーディを奪うも、序盤に叩いた連続ボギーが響いた。終盤に3連続バーディを決めて追い上げるあたりはさすがであったが、勝負どころのラスト2ホールでスコアを伸ばせず通算17アンダー。悔しい結果となった。
続く通算16アンダー、単独3位に食い込んだランガーはノーボギーでラウンドしたが、奪ったバーディは5つと勢いが足らず。特に終盤に伸びを欠いたのが痛かった。続く通算15アンダー、単独4位にはボブ・ツエー。すぐにホルバーグに塗り替えられてしまったが、ツエーも最終日に「62」をマーク。9番のエース、最終18番でイーグルと派手なラウンドで大会をにぎわせた。日本の尾崎直道は6バーディ、3ボギーでスコアを3つ伸ばし、通算3アンダー、42位タイに順位を上げて大会を終えている。