ラスベガスインビテーショナル/優勝者インタビュー
2003年 ラスベガスインビテーショナル
期間:10/08〜10/12 場所:TPC at サマリン他(ネバダ州)
絶好調S.アップルビーがS.マッキャロンを退けた!!
米国男子ツアーの第40戦「ラスベガスインビテーショナル」が、ネバダ州ラスベガスにあるTPC at サマリン、TPC at ザ・キャニオンズ、サザンハイランズGCの3コースを使用して開催された。予選3ラウンドはプロアマ戦で3つのコースを転戦し、決勝の2ラウンドをメイン会場となるサマリンで行う5日間の長期決戦。
毎年好スコアが続出するが、今年も初日からバーディラッシュになった。スティーブ・フレッシュとオーストラリアのスチュアート・アップルビーが10アンダーで飛び出し試合をリード。2日目にはスコット・バープランクとスコット・マッキャロンも10ストローク伸ばし優勝争いに加わった。
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2試合連続で2位になっている絶好調のアップルビーが首位をキープし、最終日も逃げ切りを計った。6バーディを奪ったが、ボギーも3つ叩き、同じ最終組でラウンドした3位スタートのマッキャロンがジワジワ詰め寄ってきた。
10メートル級のバーディパットを気持ちよく決めたマッキャロンが、15番までに6ストローク伸ばし31アンダーのアップルビーを捕えた。16番ではアップルビーがバーディを奪いマッキャロンは惜しいバーディパットを外してしまう。しかし17番でアップルビーはショットを左に引っ掛けボギー。最終ホールはマッキャロンがバーディチャンスにつけたが、またしても外しプレーオフに突入。
その1ホール目、ピン横3メートルに乗せたアップルビーに対し、マッキャロンはそのボールをかすめ僅かに内側に乗せた。これが良かったのか悪かったのか、先に打つことになったアップルビーがバーディパットを沈め、マッキャロンは入れ返さなければならない状況になってしまった。結局このパットを外しアップルビーがツアー4勝目を決めた。
今週日本からは横尾要、久保谷健一、貞方章男の3人が出場。3日間の予選を突破したのは久保谷だけだった。初日101位と出遅れた久保谷は、2日目に大きくスコアを伸ばしその後も順調に順位を上げた。最終日を16位で迎え、自己ベスト13位の更新が期待されたが1ストロークしか伸ばせず19アンダー26位で終了した。